一流の仕事をしている人がしている“文化的活動”

（今日の写真は常時好きなことしかしていないうちの猫／わさび・11ヶ月）

色々な一流の方にお会いして気がついたこと。
それは
“一流の人は仕事以外の文化的な活動”を何よりも大切にしているということ。

“文化的な活動”というのは、
キャンプに行ったり、海外へ行ったり、お茶道をしてみたり、釣りをしたり、美術館に行ってみたり、お芝居を観に行ったり、映画鑑賞をしたり、神社に参拝に行ったり、ライブに出かけたり、ツーリングに出かけたり、写真を撮影してみたり、

などなど、
自分の仕事には直接関係なく利益を度外視した活動のことで、もちろん、“SNSに載せるため”だけの上っつらな行動ではなく、あくまでもベースは自分。

仕事から一度離れ、「好きなことをする、嫌いなことは一切やらない」という時間を過ごすことで、日常に戻った時の感覚が研ぎ澄まされ、より自分の仕事に磨きがかかる、本当に自分のやりたい仕事に近づくことができるんちゃうかな・・・、と思います。

一流の人たちは仕事っぷりも素晴らしいけれど、この“文化的な活動”に対しても本気で、忙しいはずなのにそれに対する時間は必ず作り出し“自分”のために活動しているので、そんな人のお話しは本当に素敵。

先日も、普段お世話になっているカメラマンさんのお話しを書きましたが、その方も「人を感動させるためには、自分が常に感動できる体験をしなければならない」とおっしゃっていた通り、一流の人に共通する“自分”への文化的活動が、最近ますます大切だと思うようになりました。

そのカメラマンさんのお話しはコチラから

【尊敬できるクリエイターの条件とは？】（続・その“デザイン規定”はお客様のためになっているのか？）

私もクリエイターの一人として、なるべく仕事以外の時間を取るようにしていますが、一流の人たちに比べるとまだまだ時間の使い方・マインドが甘ちゃん。

今日は、その自分の為に活動をしている人に共通することをまとめてみました。

1.フットワークがめちゃくちゃ軽い

一流のどの方にも共通していることですが、フットワークが軽い、軽すぎる。
多分、羽毛1つ分よりより軽い。
笑えてくるくらい軽いです。

時間もお金も作れることを知っているから、彼らは好きなことを見つけたり、会いたい人に誘われた時に、
「時間があったら行く」
「お金が今ないかな、どうしようかなー」とは
絶対に言いません。

私が最近聞いた、
ベストオブフットワーク軽さ部門2019暫定優勝者は、先日担当したお仕事の写真を撮影してくださったカメラマンの方で、その方が博多で大好きな人たちが集う会に誘われた時の話、
広島で撮影
↓
翌日、東京に戻り撮影を2件こなし
↓
撮影終了後、同じ日に博多入り

広島→東京→博多の移動が24時間以内・・・。

それほど会いたい人、やりたいこと（それと仕事）に対してはフットワークが軽いということです。
ちなみにこのカメラマンの方も（以前記事に書いた方とは違う方ですが）超超超一流の方。神カメラマンです。

2.一人でもガンガン出かける

もちろん、家族や友人を誘うこともありますが、やりたいことに関しては「基本一人」。
「◯◯が行くなら行く」という言葉は彼らの辞書にはありません。一人で出かけて、そこでの出会いを楽しんでいます。

例え一緒に出かけたとしても、四六時中一緒にいることは決してなく、現地で各々の過ごし方を選択しています。ちょっと悪く言ってしまえば「協調性がない」という言葉に当てはまるのかな。でも、人に合わせることに時間を使うのではなく、いつも自分がベースになっている自立した行動の在り方です。

自分の活動だからこそ、自分の過ごし方を大事にする。
惰性で人に合わせることがないという素晴らしい行動の仕方です。

3.目的がない行動はしない

一流の人ほど引きこもっていない。外に出て何かをしていますが、そこには目的があるから。

意味のない飲み会や集まりに顔を出したりお金を使ったりは一切しません。

自分本位の目的があるからこそフットワーク軽く出かける。もしそうでなければ引きこもって休息や事務処理の時間に充てたほうが良いということを皆さんご存知なのです。

4.忙しいと言わない

仕事をしながら、自分の活動をしている人は絶対に忙しいはず。しかし自ら忙しいとは絶対に言いません。
時間の使い方が上手なのはもちろんですが、仕事も自分のやりたいことにも忙しいという言葉を当てはめない、ましてやSNSで徹夜アピール、終電アピールはしていない。