忙しい時ほど気遣いを大切にしたい話

私がたまに夫と食事に行くお魚料理のお店。
お刺身はもちろん、焼き物、揚げ物、その他の一品料理も本当に美味しくて(私は飲めないですが)日本酒の種類もいっぱい。

以前、お酒大好きな夫の父を連れて行ったところお料理にもお酒にも大満足。
本当にどなたを連れて行っても「また行きたい」という感想を言ってくれるお店です。

開店してまだ3〜4年のお店ですが、開店当初より現在の方が断然混んでおり17時オープンと同時に満席という日も珍しくありません。(なので最近は行っても全然入れません>_<)

一般的に飲食店は、開店直後は物珍しさ・知り合い、お友達の協力で初めてのお客様が集まりぐーんと売上がアップ、その後一度ガクンと客数が減り、その後徐々に数字が復活すると言われています。(しない場合もあるけど)

ところがこのお店は開店から現在までずーっと毎日ほぼ満席の日が続いているんですね。

お刺身が美味しいお店、日本酒が美味しいお店なんて世の中にいっぱいありますが、何故このお店はいつも満席状態が続くのか。

その満席の理由を象徴する一つの理由、

それは
お箸を落とした時に、
尋常じゃない速さで新しいお箸を持ってきてくれる

ここにこのお店が満席の理由の一つが垣間見える気がします。

どれくらいの速さか例えると
落としてからおよそ3秒後に新しいお箸が手元にあるくらいの速さ。
しかも満席の状態でも、です。

普通は
落とす→「すいませーん!」→「はい、お待たせしましたー」→「すいません、お箸新しいのもらえますか?」→「はい、お持ちしますねー」→新しい箸
の流れです。

しかし、
こちらのお店は箸が床に落ちる「カラン」という音を聞き漏らさず、聞くと同時に新しい箸をお客様に届けるためにスタッフがカウンターを出ています。(店舗の構造上それが可能なわけですが)

満席でどんなに忙しくても
常に客席に注意を払っている証しです。

どんなに高級で超絶美味しいお刺身が出るお店でも、お箸がなかなか出てこないとそのお店の印象も変わってきますよね。

もう一つ、今日ツイッターで見つけた話。

クリスマスシーズンで混雑しているお会計でもこの気遣い対応が嬉しい話です↑。

(↓ちなみにこんなツイートも)

このような細かい気遣い、決してインターネットのショップではできないことです。

今いろんなお店がリアルでもネットでも存在しお買い物一つ取っても様々な選択ができます。
だからこそ、お客様の利用シーンを考えた細かい気遣いができるお店は選ばれるお店になるのではと強く感じます。

クリエイターも同じですよね。

今年も様々なクリエイターの方とお付き合いをさせていただきましたが「この方素敵だな。またご一緒したいな」と感じた方は本当に細かい気遣いができる方です。

最近は本業以外に副業で
ライティングやコーディング、撮影などクリエイティブな仕事を選択されている方もたくさんいらっしゃいますが、中には「あ、この方良いライティング、コーディングしてくれるからこの案件一緒にやってもらおうかな」と思い連絡を差し上げても、5日ほど返信がない時も(T_T)

本業との兼ね合いで色々お忙しいのは物凄く良く理解できますが、忙しくても「相手に返信する」という気遣いを持つことは十分可能だと思っている私にとっては、5日間も返信がないとちょっぴり残念な気持ちに。

こういう時は返信のない相手を責めず「私のメッセージの文面がイマイチだったのかも・・・」と自分を省みるようにしていますが、同じような気持ちを持つクリエイターさんとこれからもお付き合いをしていきたいなと思っています。

そして私も
「またニシさんと仕事したいなー」と思ってもらえるような気遣いができる人間でありたいと思います。

忙しい時ほど対応が雑になってしまいがちですが、そんな時ほど相手を不快にさせない対応をしていきたいなと感じるバタバタの12月中旬です。

それでは今日はこのへんで

\お読みいただきありがとうございます/

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