遂に到来、AIが広告を作る日
5秒に1枚バナー作成できるシステム
遂に広告制作もAIが作る時代が本格的にやってきました。
本日5月28日配信の日経新聞をご覧ください。(閲覧にはログインが必要です)
参考 電通デジタル、AIで広告作成「見た目も判断」日本経済新聞
記事では、最大手の広告代理店の電通デジタルが、広告を自動的に作るシステムを事業化すると発表。
既に昨年2018年には、AIによるバナー広告システムの「アドバンスト・クリエーティブ・メーカー」が試作品を開発済み。パソコン画面で業種やキーワードなどを設定すると、驚きの5秒に1枚のペースでバナー広告が作られ、しかも、広告のキャッチコピーを自動的に作成するAIがコピーになる文章を作成して、効果が高くなりそうな画像の候補も選び、さらに出来上がったバナーがどれくらいクリックされるのかという予測までしてくれるという。
人間が作ったバナーの評価もできる「AIアートディレクター」の誕生
このAIは、電通内の実際のアートディレクターから、大量の広告の良し悪しを学習し、人間が作ったバナー広告の評価もできる「AIアートディレクター」。
AIがバナーデザインを一瞬で大量に作ることが可能なので、バナー制作の時間が短縮でき、ABテストの実施もあっという間。
人間はバナーデザインよりも複雑な動画制作やキャンペーン広告の企画などに時間を割けるということ。
デザイナーやコピーライターが人に変わってAIが作る時代がいよいよ来てしまいました。
詰まるところ、
人間のデザイナー、コピーライターはそろそろヤバいよってことですよ。
今はバナー制作のみの機能しか搭載されていないAIのようですが、そのうちに必ずランディングページやホームページを勝手に文章書いて、画像書いてくるAIが登場することは容易に想像できます…。
デザインなんて既にテンプレがうじゃうじゃあるくらいですから、もう既に機械に食われていますが…。
恐ろしいのは、
コピーライティング、すなわち文章もAIが学習しているというところ。
雛形通りの決まり切った形のセールスライティングなんぞ、あっという間にAIは覚えるだろうなー(かしこいから…)
そうすると3年前に「一生困らない技術」と信じてやまなかったコピーライティングも、
そのうち…遠くない将来に……
みんな……ロボットが……。
あああーーー!
このまま何もしないで毎日ぼんやりしていたら、将来白いご飯を食べられるなるのは間違いありません(T_T)
もう日経ニュースに出るくらいだから、いよいよ本気で危機感を持たないといけないステージになってきました。
生身のフリーランスクリエイターが生き残る道とは
だからこそ
私のような個人一人でやっているフリーランスが生き残るためには、
・「あなたから買いたい」と思って共感してもらえるようなストーリーを持つこと(最重要事項)
・存在を覚えてもらう、ファンになってもらうためにどんな媒体でもいいから発信(アウトプット)をし続けること(これも重要)
・学び続けること(これも欠かせない)
上の3つはもう最低限必須で、これに加えて視野を広げる活動を意識して行うことが、もう超重要と思わざるをえません。
「売れるか、売れないか」もAIが判断する時代。
人間にしかできないことを真剣に考えていかないと、「手に職があるから安心」とぬるま湯に浸かって安心していては超危険!
そして、AIを上手く使い、上手くお付き合いをして人間にしかできないビジネスを考えることも、クリエイターにとって今後必須の課題だと思っています。
まだまだ人間にできることもある!
これまで以上にお客様に寄り添ったデザインをして、伴走していくと固く心に誓った今日のこの頃です。
それでは今日はこの辺で
\お読みいただきありがとうございます/
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