以前から、中部地方を中心に展開しているレストランの販促物を継続して作っています。
ところで、このレストラン。
メインのメニューと別料金を追加すれば
- スープやデザートも含むちょっと豪華なサラダバー
- ドリンクバー
が追加できるのですが、
このレストランの商品部の担当者さんは、このシステムにちょっと悩んでいました。
それは
食べ残しが多い
ということ。
決してこのお店のサラダバーが美味しくないわけではなく、マナーがイマイチなお客様が多いということです^^;
バイキングなどのルールとしては、
自分で食べられる分だけをお皿に盛る
のが正しい・・・と思うのですが、
やっぱりどこのお店でも
「食べ残し」は問題に。
そこで、メニューや店内ポスターに使われているコピーを変えることにしました。
それまでは、
＼食べ放題／
サラダバー
と大きい文字で目立つように書いていたのですが、
それをやめて
◯◯、◯◯、◯◯、◯◯、◯◯
（↑メニュー名）
＼5種のメニューが食べられる／
サラダバー※おかわりは自由です
という感じに変えてみたんですね。
すると、
完全にゼロではありませんでしたが、
食べ残すお客様が著しく減ったんです。
サラダバーの内容は全く同じなのに、です。
面白いですよね^_^
「言葉」によって、人が持つイメージは
本当に大きく異なります。
・食べ放題
・飲み放題
↑これは確かにお得な感じがしますが、
一方でちょっと安っぽいイメージもありますよね。
このように
言い回しを変えるだけで、
結果が変わる事例は
たくさんあります。
例えば
座談会
と
お茶会
どちらも同じような集いには間違いありませんが、全然印象が変わりますよね。
あと、少し違う例えですが
来ないと損します！
と
来ると特します！
も同じ意味ですが、人が受け取る印象は違います。
基本的に
告知などで使う表現のメインには「損」などのネガティブワードを使わない方がいいとされています。
言葉ひとつ取っても、
相手に与える印象は大きく変わります。
このように今使っているコピーや単語などを一つひとつ見直すだけでも、より良い広告を作るきっかけになります^_^
それでは今日はこのへんで。
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