思い込みで書いたらあかん。ピーチジョンのサプリが急遽販売停止になった理由

昨年、健康食品やサプリメントの文章ライティングに必要な“薬機法ライティング”の勉強をしました。
薬機法とは、ものすごーく簡単に説明すると、健康食品・サプリメント・化粧品・マッサージや整骨院など、医療資格を持たない&関係ない人たちや商品が広告を出す時に「こういう表現はお医者と間違えるからしちゃだめですよ」と定められた法律のこと。
もし、これをご覧のあなたが健康食品や化粧品、整骨院さんの広告に携わっている方でしたら、“薬事法ライティング”を学んでおいても120%損はありません。
いや、損はない・・・というよりも黙って学んだ方が良い!

詳しくはこちらをご覧ください。
参考 魅せる薬事法B&H Promoter'sのブログ

ところが、先日
“薬機法”だけに頼っていたらダメだ・・・広告に携わる者ならば、間違いなく世間の動向に常にアンテナを張っておかなければいけない・・・というニュースを目にしました。(あ。薬機法ライティングに関しては、健康食品などの企業さんにとっては必聴の内容ですので間違いなくオススメします)

それがこちら。

下着メーカー、ピーチジョンから発売されたサプリメント「ラブポーション」が“不適切な表現”により発売停止に追い込まれたというニュース。
発売停止て・・・。企業側からしたら大きな損失になることは間違いありません。

さて、“不適切な表現”で企業や芸能人さんたちがネット上で叩かれるニュース少なくありませんが、今回の“不適切な表現”は一体何が不適切だったのか?
それは、このサプリメントの使用方法に、
“相手の飲み物や食事にこっそり混ぜて飲ませる”という表現が使われていたこと。

「ラブポーション」はマカをはじめとする成分を配合した“男女の情熱を呼び起こすサプリメント”。親しい男女間で使用し情熱的な時間を楽しむ♪目的のサプリですね。

私はこの手のサプリメントには全く興味がないのと、すみません、所詮サプリメントなので飲んだ瞬間に情熱的に変貌するとも思えず(なったら怖い)継続的に摂取することで、なんだか最近イキイキ元気♪程度の商品だと思う程度だったのですが、

“相手にこっそり飲ませて”という使用表現に対して、

・こっそり飲ませることが犯罪を煽っているようで怖い
・こっそり飲ませて相手の反応を楽しむなんて、純粋に怖い
・相手にアレルギーがあったら最悪の場合、死に至る可能性だってある

ピーチジョンにはこのように多数の苦情や意見や多数寄せられて、この商品は販売停止となってしまいました。

うーん、確かにみなさんの意見その通り。

ラブサプリでなくても、もし夫が何かしらの薬を黙って食事や飲み物に混ぜていたら「何混ぜてくれてんねん?!」となりますし、逆もまたしかり。我が家では日常的に酵素ジュースを飲みますが、これですら料理に使った時は「これ少し混ぜたけれどどうかな?」と一声くらいかけます。
黙って食事に混ぜるなんて、唯一うちにいる猫(14歳)が便秘になった時、便秘用の薬やサプリメントの粉末をご飯に混ぜ、薬とわからないように食べさせるくらい。

「黙って混ぜる」ことが昨今報道されているデートレイプなどの犯罪助長の表現になりそうなこと、相手の体質の懸念があること、単純に恐ろしい行為だという見解は少しリサーチすれば必ず見えてくるはず。

世間の流れをキャッチしきれていなかった、
詰まるところ、お客様のことを考えていなかった、
この一言に尽きるような気がします。

ラブサプリだからコピーはこれでいいだろう、
大人のブラックジョークを効かせれば売れるだろう、と自分だけの想像で文章を作るのはとても危険。
ピーチジョンさんほどの大きい企業が想像だけで商品のコピーを作ることもないかと思いますが、それでも最終的にリアルなお客様のことを考えていなかったのが今回の悲しい結果に繋がった。

これは本当に個人的な想像なのですが、
おそらくこの広告を作った方・責任者さんは、リアルな女性に対して意見を聞いたりリサーチを行わず、ちょっといかがわしい&過去の広告を見て「“こっそり混ぜる”がいいだろう!」とご判断されたような気がします。
(さらに想像です恐縮ですが、コピーを作った人は男性かもしれないな、とほんのり思ったりしています。)

ピーチジョンの商品のことばかり書いてきましたが、これは私たちのように表現を仕事にしている人たち全てにとって肝に命じておかなければいけないこと。
・これまではこうだったからこうでいい
・どうせこの商品はこういうのだから
で制作をしていては危ない、ということを覚えておかなければいけません。

世間がどういう流れ・気持ちになっているのかということに常にアンテナを張る。
お客様の気持ちを考える。

この二つをどんな時も忘れずに制作をしていかなければ・・・とピーチジョンの報道を聞いて身が引き締まる思いです。

昨年薬機法ライティングを学んだ私は、「これでもうサプリの仕事は怖くない♪」とさえ思っていましたが、このテクニックは知識は守りながらも、原点に立ち返って“お客様の考え”を見つめること。この大切にふと気付かされた今日この頃です。

あ。薬機法ライティングに関しては、健康食品などの企業さんにとっては必聴の内容ですので間違いなくオススメします!!
参考 魅せる薬事法B&H Promoter'sのブログ

 

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