「まだいいや」の人の気持ちを掴むチラシとは?

我が家には猫が2匹おりまして、それはそれは私の生活に温もりを与えてくれている、かけがえのない大事な家族の一員でございます^ↀᴥↀ^

誰にも自慢する機会がないので
本ブログでたまには自慢させてくださいm(_ _)m

こちらが2004年ごろから我が家にいる15歳の子^ↀᴥↀ^
年のせいか最近は寝てばかりです。
好きなものはお風呂とコタツ。

もう1匹は昨年、路上生活からうちの家族になった1歳半の子^ↀᴥↀ^
虫をいじめること、
大根の葉っぱをむしり取ることが大好き。

(手のかかる奴です)

さて、そんな我が家の家長である15歳の子^ↀᴥↀ^

先ほどもご紹介しましたが、年のせいか最近は寝てばかり。
あまり遊ばなくなり運動する量もめっきり減ってしまいました。その影響かここ数年は便秘がちになり、時々近所の動物病院にかけこむほどに。

年と共に身体の機能が衰えてくるのはしょうがないことですが、動物病院に連れて行くたびに全力で嫌がり鳴く姿を見ると「かわいそうに・・・(´;ω;`)ブワッ」となぜか私が泣けてきます。

動物病院の待合室で診察の順番を待っている間、
「若い時にこういう食事を与えておけば良かった・・・」
「塩分の多いかつおぶしを与えるんじゃなかった・・・」
「若い時から腸が元気になるサプリなんかを与えておけば・・・」
ほんのり思いますが、
今思っても後の祭り。

同じように、人間も
元気なうちは何も気になりません。

しかし少しでも具合が悪くなると、
例えば虫歯になったときなんか一番わかりやすい例ですが「毎日丹念に歯磨きして、フロスも抜かりなくしておけば・・・」と歯医者さんでガリガリされている時に後悔するわけです。(ちなみに欧米では“友情”と“フロス”は同じくらい重要と言う例え話があるくらいです)

ところが完治してしばらく経つと
あの“ガリガリ”を忘れてしまう悲しい人間の性。

要は一般的な話をすると、
「今痛み(必要)を感じていない場合、
人はそのために行動を起こすことが難しい」
んですね。

私も日々の制作で、
「今すぐ必要のないけど絶対やった方がいいサービスや商品」のランディングページやチラシを作ることが多いですが、この場合どのようにキャッチコピーを作ったり、テキストを書くか、いつも悩みます。

一例を挙げると
・外壁塗装(住宅関連)
・英会話
・健康食品(サプリ含む)
などがその例です。

外壁塗装は、台風などの災害で外壁にダメージが入った場合などを除き「今すぐやらないと明日死ぬ!!!」と思っている人は非常に少ないです。

英会話も「来週から海外赴任になったから今すぐマスターしないと俺、クビ」と思っている方には、正直言ってどんなチラシでも受講料でも刺さるかもしれませんが、多くの方は「なんとなくやんないとやばいよねー」というゆるい考えをお持ちです。

健康食品なんて最も良い例で、飲んですぐ実感できるケースなんてありません。
数ヶ月〜数年飲み続けてみて、風邪をひかなくなったり、寝起きの良さを感じて、そのありがたみを実感できるわけです。

しかし、
外壁塗装や英会話、健康食品などのランディングページやチラシも、リリースすれば今すぐ反応やリストを取りたいわけなので、お客様が「今すぐそれが必要!」の状態を待っているわけにはいきません。

そんな時は、コピーやオファーの切り口をちょっと変えて考えてみると「今は必要ないけどね」と思っている方の心を動かせます。

もちろん、列記とした理由は必然ですが
外壁塗装だと
「塗装をし直すと、実は貯金に繋がる!?その3つの理由」

住宅建築の場合だと
「◯◯さえ抑えればマイホーム建築後も一生家計に余裕が出ます」

など「高いから今はまだいいや」と思っている人をターゲットにして「貯金」など家計に関するワードを使ったコピーをメインに持ってくるのも心を動かす一つの例です。

冒頭で紹介した我が家の猫にも
今サプリメントを飲ませていますが、

例えば犬・猫用のサプリメントの場合、
「“あなたの子”はあなたの7倍のスピードで年をとっています」
などちょっとだけドキっとする内容で唄うと
「まだ元気だからいいや」と思っている人の心に刺さるかもしれません。

「まだ大丈夫からいいや」と思っている人のことを想像して、その方に行動を起こしてもらうコピーの切り口を考えると、
間違いなく

「健康のためにはこのサプリ!」
「◯◯市で一番丁寧で安い外壁塗装です!」
などと唄うよりも、
より多くの「まだいいや」の人たちの気持ちを掴むことができます。

どんな人にチラシやランディングページを読んでもらいたいか、その人たちの役に立てる情報は何か?を最初にちょっと時間をかけてじっくり考えること、これがデザインの美しさや出来栄えよりも重要だったりします。

先に「こういうデザインで、こう言う風にかっこよく」ではなくて、「誰にどんな役立つ情報を届けられるか?」を一度考えてみることが大事なんですね。

ちなみに犬ももちろんですが猫にも国民健康保険なんてありませんから、任意保険に入っていない場合、1回の通院で数万円があっという間に吹き飛びます。

飼い主の負担にもならないために猫にも保険必須と感じている今日この頃です。

それでは今日はこのへんで。

\お読みいただきありがとうございます/

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