私は、ライティングやデザインを依頼してくれたクライアントさんへ、制作前にヒアリングシートの記入をお願いしています。
中身は商品やサービスのベネフィットや、価格などなどの事実に加え、今の商売をスタートした理由、他社に負けないと自負していることなど、内面に対する質問も用意しています。
その回答を見ると、
涙が出そうになるくらい
めっちゃ感動することを書いている方がいます!!
先に対面や電話で打ち合わせをした時は、「この方大丈夫か・・・?ちゃんとあのシート書いてくれるやろうか?」など、失礼ながらちょっと不安な気持ちになることもありますが、そんな心配を他所に、みなさんお書きいただいて制作する私としては嬉しい限り。
その回答いただいたシートを読むと、制作前から私がその会社のファンになってしまい、「今度これ買ってみようかなー」と考えながら制作できるのは、この仕事をやっていて一瞬訪れる一番楽しい時かもしれません。(成果物をしっかり仕上げる必要があるので楽しいばかりではないけれど)。
商品スペックよりも、ストーリーが大事
ところが、
他人から見ると感動するストーリーでも、本人から思えば「そんなことたいした内容じゃないです」と考えている人が多いのも事実です。
でもそんなことはありません。
むしろ、
商品の特徴や価格の安さよりも
会社や社長さんの持っているストーリーの方が大事です。
良い商品だから売れる
と考えている人はまだまだたくさんいらっしゃいます。
商品が良いことは大前提ですが、それだけで売れるとは限りません。
自分のストーリーは語る機会が少ない
日常会話の中で「なぜ今の仕事をしようと思ったのですか?」と尋ねられる機会はそう多くありません。
だから誰も知らないまま日々の仕事が進んでいきます。
ですが、自分が仕事をしようと思った理由を、ぜひブログやSNSに綴ったり、商品サイトにページを設けて書き綴ってほしいと思います。
「儲かりそうだから♪」という理由でビジネスを始めるのも大切ですが、私にこれまで依頼をしてくださった経営者の中には一人も「儲かりそうだから」と理由を書いた方はいませんでした。
そりゃビジネスですから利益は大切ですが、
どの方もみなさん
・学生の頃の体験がきっかけになった
・辛いことを克服した
・自分と同じような辛い思いをした人を減らしたい
・こういう世の中にしたい
など、様々な思いを持ってビジネスに取り組んでいらっしゃいます。
先ほども書きましたが、
私はこの箇所を読んだ後、感動し、その方の力になってあげたいなあと感じます。
それほど、自身の語るストーリーは人を感動させる力を持っているんですね(←少なくとも私一人がまずは感動しているので、きっと他の人も感動するはず)
自分のことを振り返る時間を作ってみる
最近は、このようなストーリーを仕上げて書いてくれるライターさんもいます(私もやります)。
でも、ベースとなるのは当然というかやはりご本人のお言葉です。
なぜこの仕事をしようと思ったのか?
時間を取って頭の中で思っていることを一度紙に書き出してみてください^_^
自分にとっては何でもなくても、人に感動を与えるような内容が言語化でき、感動を与えるだけではなく、自分自身もやる気アップにつながるかもしれません。
それでは今日はこのへんで
\お読みいただきありがとうございます/
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