実は私、顔の両頬とおでこの端に20年以上くっついている“シミ”があります(T_T)
このシミは不摂生や日焼け、老化(←これから迎えるが)によるものではなく、後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)と呼ばれる種類で、発生する原因がまだ解明されていない種類のシミ。
胎児の時に受ける何かしらのことが影響され、10代後半〜20代前半の(特に女性の)顔に突如顔に現れる(改めて思うとこえー・・・。若いお嬢さんたち、本当に気をつけて>_<)シミというよりアザに近い種類のようです。
20代の頃ストレスで体に湿疹ができた時に受診した皮膚科で、治療のついでに
「このシミって何ですか?」と聞いたところ、
ドクターから
「それは後天性真皮メラノサイトーシスですね。レーザー治療で治りますよ」
と言われたのですが、その皮膚科は当時レーザー治療に対し保険が適用されず、自由診療で合計20万ほどかかると言われたので、シミの種類だけを聞くだけにとどまりました。
そのシミが突如悪性になるわけでもなし、化粧で隠れるし健康に過ごせてるし、今まで放っておいたのですが、先日お風呂上がりに鏡を見ると「ううう、やっぱり気になってきた(T_T)」となったので、保険診療でレーザー治療が受けられる皮膚科を検索しました。
何件か見ていると、
私の知りたい情報(ADMの解説、治療方法、治療回数、料金、保険診療の有無)を全て網羅している完璧な皮膚科のホームページを見つけました。
少し遠かったけれど、分院もあり
技術も料金も間違いなさそうだと確信し、仕事の合間を縫って何とか予約。
んで、今日初診に行ってきたのですが、
生まれて始めて、
発行された診察券を「もう二度とこねーからカルテもろとも捨てといて」と言いそうになったくらい、ひどい対応の皮膚科でありました(T_T)受付の人に罪はないので診察券は結局サイフにしまったが。
随分とまあ上から目線のドクターが、超不機嫌そうに対応。
治療方針のくわしい説明は全くなく、
「ADMね。レーザーで2〜3回やればいいから」のみ。
とにかく不機嫌。
終始不機嫌。
こんなに不機嫌な人に出会ったのは久しぶりってくらい不機嫌。
なんぞ嫌なことでもあったんかの?
と心配になるくらい不機嫌。
しまいには、私は顔を診せる意外(一応マナーを守って)マスクを着用していたのですが「診察室の中ではマスク外してって」と何だか怒られる始末。(思わず「あっ、すいません」って言ってしまった)
診察開始30秒で「ここでは治療しねー」と決めたのですが、最後に「何か質問あります?」と言われたので、とりあえず参考までに「費用はどのくらいかかりますか?」と尋ねたところ、「は?そんなの人によって違うからわかんない。1回3万くらいじゃないかな。」の答えが。それを聞いただけでさっさと診察室を後にしました。
その後待合室で
(随分感じの悪いドクターだったな。「人によって違うからわかんない」って何や?それに答えるのがアンタの仕事とちゃうんかーい)と思いながらお会計を待っていると、女性のスタッフが私の元に来て、
「あの、今こちらにサインをしてくださったら次回の診療がスムーズですので・・・」とレーザー治療を受けさせる同意書を私に持ってきました。
(まぢかよ、今同意書を書かせようとしてんの?!)と
内心思いながら「あ、いえ、治療はちょっと考えます」と追い払ったところ(やんわりと)、3分後にまた同じ女性のスタッフが私の元に来て、「あのー、さっきドクターが3万くらいと言ってましたが、実際は2万くらいで済むそうなので・・・」と補足説明。
(なに?どうしても今日同意書にサインさせたいなら、そーゆークロージングに持っていけばいいのに)と思いながら、初診料だけ支払ってさっさと帰ってきました。
遠路はるばる来たのに、がっかり。
(気分を変えるため帰りにケーキを食ってやりました。)
先ほども書きましたが、この皮膚科。
ホームページは非のつけどころがないほど満点の内容。
サイトのUIデザインも美しく、
予約もオンラインで簡単に済ませられるので、ユーザビリティも優れています。
しかも予約前日にはご丁寧に「確認メール」まで届き「お越しをお待ち申し上げております」と丁寧な文章が添えられていました。
なのに、あのドクターです。
どんなにホームページにホームページが美しく、知りたい内容がてんこ盛りに掲載されていても、権威性のある他院の先生の推薦文があっても、患者様の喜びの声が羅列してあっても、分院・分店があって技術的に優れていても、
対応してくれる人がアカンかったら
アカンです。
詰まるところ
最後は人、
マンパワーなのでございます。
ホームページはあくまでも集客用のツールに過ぎません。
もちろんそこから新規のお客・患者が来ることは間違いありませんが、何もかもホームページを鵜呑みにしては絶対ダメです。
と普段同じようなサイトを制作している側から言うのもなんですが、デザインでも文章でもテクニックを使えばいくらでも良いものが出来上がります。
いくらカンペキすぎるホームページをこしらえても、
「この人にお願いしたい!」と
最後の決め手になるのは人やで!
と私は今日ここに断言しておきたいと思います。
ホームページの良し悪しは、来店の単なるきっかけにすぎません。
これからサイトでも紙でも何かしらの媒体を作る方には、ぜひ初めて来てくれた人に「あなたにお願いしたいです」と言われる真心こもったサービスを提供いただきたいと心の底から願います。(自分にも言い聞かせてる)
ちょっと残念な体験をしてしまった今日ですが、こうしてブログのネタにもなったし、やっぱりマンパワーは大事という事実も発見できたし、自分もぜってー良い対応しよーと思ったし、帰りにケーキも食べれたし。
これでもあの皮膚科には感謝していますw
めでたしめでたし。
それでは今日はこのへんで!
\お読みいただきありがとうございます/
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