業界人じゃない人だからこそ生み出せるヒット商品の卵の話

ブログを書くようになってから、毎朝起きてから新聞(オンライン)を斜め読みしているのですが、この“コロナ禍”になってから、本当に面白く、はっとさせられるようなニュースを多々見かけるようになりました。

1日も早くこの事態が終息することを本当に心から願っていますが、このようなニュースがわんさか出てくる機会も滅多にないかも・・・と思いながら、“近年稀に見る”インプットを楽しんでいます。

今日気になったニュースはコチラ

参考 開業1年で26店の「究極のブロッコリー」 ヒットの裏に吉野家日経ビジネス

\鶏ムネ肉/

\ブロッコリー/

なんと、
鶏のムネ肉とブロッコリーだけのメニューで、
1年で28店舗も展開したという、

その名も

「究極のブロッコリーと鶏胸肉」
(以下QBT)

という、これ以上ないくらい
「どストレート」なメニューと
店舗名で話題になっている飲食店の話です。

(公式サイトはコチラから)

「究極のブロッコリーと鶏肉」(QBT)のオーナーさんは、IT業界出身。

開業費用を節約するため、牛丼で有名な吉野家HDスタートした「シェアレストラン」の枠に応募し夢だった飲食店をスタートさせました。

今年2020年3月から本格化したこの「シェアレストラン」は、居酒屋やカフェ、レストランなど登録している約450店舗のスペースを借り、初期費用を低予算で飲食店を始めたい人向けのサービス。

家賃は半額〜3分の1程度、光熱費込みなど、通常の飲食店をオープンする時に必要な費用をほとんどカットして事業を始められるのが魅力です。

ところで、
QBTさんのメニューは、
先述した通り

「鶏ムネ肉」と
「ブロッコリー」
という超シンプルな商品。

まるでボディビルダーが選びそうな
食事内容ですが、
健康志向の人に支持され、
この“コロナ禍”でデリバリーも順調だそう。

この超シンプルなメニューは、
IT業界に勤めていたオーナーさんが、
デスクワークと外食で太ってしまった経験を生かし、

栄養価と味、
店舗運営の効率性

に重点を置き
3カ月こもって研究した中で
生まれたんだとか。

なので、
鶏肉もブロッコリーも
とても美味しいんだそう。

また8種類のドレッシングで
飽きずに美味しくいただけるのが魅力です。

しかも、各店舗の店長さんは
SNS(主にツイッター)で
「頑張るあなたを応援!」
と宣言し、

QBTを利用してくれた人、
トレーニングやダイエットで
高タンパク、低カロリーの食事を
探している人のツイートを
ばんばんリツイートし、
認知度を上げる行動を行なっています。

鶏胸肉と
ブロッコリー

今じわりじわりとその勢力を伸ばし、
その超インパクトのあるネーミングが
今、このように話題になっています。

また、冒頭に紹介した
「シェアレストラン」を展開する吉野家HD側は、

「こんな
シンプルで
斬新なメニューは、

飲食業界人には
考えられない。」

とシェアレアストランを展開することで、これまでになかった発見ができると語っています。

とはいえ、
開業する人も廃業する人も多いのが飲食店。

しかもこの“コロナ禍”で史上最大の危機を迎えていると言われています。

ですが、こうやって
「企業側」と「起業したい側」が組み、
少しでも業界が盛り上がる状況になってくれればいいな、と心から思います。

究極のブロッコリーと鶏肉

一度聞いたらこの店舗名は忘れられませんよね。

おしゃれで洗練されたネーミングやデザインよりも、一目で伝わるブランディングが覚えてもらいやすく忘れなれない、ということを改めて感じている今日この頃です。

おまけ話

ちなみに、
夫が店長を務めることになった唐揚げ専門店も、

北小金駅徒歩3分 本土寺参道の入口に「からあげ専門店」がオープンします^_^

元を正せば
夫が以前に「シェアカフェ」の
ゲスト店長として
唐揚げを食べるイベントを
開催していた経験がベース
になっています。

このシェアカフェでのイベントがベースとなって、今の唐揚げ専門店が出来上がりました。

お店側もドリンクがたくさん出るので、
ゲスト店長のシステムは
Win-Winの関係を築けていたんですね。

このシェアカフェは残念ながら今年2020年4月に閉店しましたが、このように「お互いWin-Win」の関係を築けるシステムが、もっと増えてほしいなと思っています。

それでは今日はこのへんで。

\お読みいただきありがとうございます/

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