どのお店も死んでもニュースレターを発行しなければいけない理由3つ

今週のはじめ、
夫が店長を務める唐揚げ専門店の店頭で配っているメニュー表が在庫残り少なくなったので「1,000枚印刷しといてー」と言われたのですが、

↓唐揚げ専門店のお話はコチラからどうぞ。

北小金駅徒歩3分 本土寺参道の入口に「からあげ専門店」がオープンします^_^

1,000枚発注する前に
「あっ!!!!!!!!!!!!!!!!!
大事なこと忘れとったー!!!!!!!!」となり、

メニューの裏面に急遽
ニュースレターを載せることにしました。

その名も「しあわせのからあげ新聞」でございます^_^

今はSNSやLINE、YouTubeなど気軽に情報を拾えるツールが主流なので、メールマガジンはまだセーフとしても、ニュースレターなんてかなりアナログです。

しかし、

「は?ダサwww」
「そんなもん今どき誰が読むのかね?」
「無駄じゃね?」

と思うなかれでございます。

数々のライティングやマーケティングに関する書籍を出版している超有名な経営コンサルタント・神田昌典氏もご自身の著書「禁断のセールコピーライティング」の中で、

どの会社も
ニュースレターは

死んでも
発行すべきだろう

と断言しています。

(↑ちなみにこの本、ライターさんだけではなく、商品やサービスを作っていてそれを告知するためにSNSやブログなど文章を書く人にも本当にオススメのマジで間違いない一冊)

ですが、

死んでも発行すべき
ニュースレター

だったら

時間をかけて
せっせと作り配っても
「反応があるのね」
「売上にすぐつながるのね」
と思われがちですが、

すみません、
反応はありません。

売上もすぐに
上がりませんすみません。

それなのに、あの神田昌典氏も著書内で
「死んでも
発行しなければいけない」

と語るそのわけを、
今日はまとめておきたいと思います。

死んでも発行しなければいけない理由①お客様と関係性を作るため

ニュースレターは、種に水をやることと同じ。
見込客(種)に芽を出させて上得意客にする。

水をやったって急に花が咲くわけじゃない。
けれど、ちょっと辛抱して6ヶ月間水をやり続けると、花が咲くときにはいっせいに花開く。

↑これは先ほどからご紹介している「禁断のセールスコピーライティング」に書かれている一文です。

大切なのは
ニュースレターはチラシではないということ。

なので商品の宣伝はしなくても構いません。

極端に言うと、ご自身の好きなことを書き綴ってもOKです。

要するにこちらのことを知ってもらい、
「私、この人のこと知ってるー」という
疑似体験を起こさせるのがニュースレターの目的です。

「禁断のセールスコピーライティング」では、とあるハウジングセンターさんのニュースレターを使った成功例が紹介されています。

このハウジングセンターさんは、
たった240通のDMを見込客に送ったところ問い合わせが殺到し、なんと用意した3棟の住宅が即日完売に。すごい結果です。

しかし一方で、
240通のDMを送ると同時に、
40万枚のチラシをポスティングなどで幅広く配布していました。

ところが、
40万枚配ったにも関わらず、チラシを見て問い合わせてきた人はほんの数人。最悪の結果です。

この差は一体何だったのか?

それは
240通のDMを送った見込客には、半年〜9ヶ月の間ニュースレターを送り続け、じっくりと「本物のお客」になるように育てていたわけです。

もちろん、ニュースレターだけに頼っていたわけではなく、定期的にイベントを開くなど見込客との接点を持つことも忘れずに行っていました。

だけど、ニュースレターは明らかにこのハウジングセンターさんの「購買を促進するエンジン」となっていたんですね。

死んでも発行しなければいけない理由②お客様から信頼を得るため

先程も書きましたが、
ニュースレターはチラシではありません。

毎日お店の様子や商品に関連することなど、コラムのようなお役立ち情報を書いていきます。

このコラムのようなお役立ち情報が、お客様の信頼を得ることに繋がっていくんですね。

例えば唐揚げ店の場合、
何となく唐揚げが美味しいのは分かるとして、

お店に入ってオーダーをし、唐揚げもらうわずか10分間でお店を信頼してもらうのはなかなか難しいし、

なんとなくいい雰囲気ではあるけれど、
どんな人がどんな気持ちでお店をやっているのか、

全くわかりません。

ニュースレターには、
そんな商品以外の「?」な部分をアピールし、信頼につなげていく役割があります。

どんな人も
知っている人、信頼できる人から商品やサービスを購入したいと思っています。

唐揚げに限らず、
同じ商品やサービスを売っている他店(ライバル)は星の数ほどあります。

その中から選んでもらい、そしてリピートしてもらためにも、こちらから信頼を獲得するような動きが必要ということなんですね。

死んでも発行しなければならない理由③お客様を「教育」するため

「教育」と書いてしまうと、ちょっぴり上から目線な聞こえになりますが、お役立ち情報をわかりやすく発信して商品やサービスの知識をスムーズに刷り込んでいくことです。

例えば、夫のからあげ専門店の場合、原材料に米糀を使っているのですが「糀ってなに?」と思っている人もきっとたくさんいますし、糀を使った食品がどのように体いいかご存知ない方もたくさんいます。

人は知識を持つと欲しくなりますし、さらに他人に説明したくなります。

つまりお客様一人ひとりが「営業」してくれることと同じです。

今日のまとめですよ

ニュースレターを出さないってことは、顧客から忘れられているってこと。
そして顧客流出を促進しているってこと。
つまり・・・燃えている現金を黙って見ているのと同じ。

ニュースレターは顧客を引き留め、リピート購買を促進するエンジンの役目。ニュースレターを出さないことは、私にゃ、怖くて考えられませんよ。

とまで神田昌典氏が言い切るニュースレターの効果。

・すぐに結果が出ない
・書くのが大変

というデメリットがありますが、それでも発行しなければいけない理由を今日はお伝えしてきました。

「メールマガジンやLINEでもよくね?」と思われるかもしれません。
もちろんメルマガやLINEも絶対やった方がいいです。

だけど、買ってくれたお客様全てに商品と一緒にお渡しできる紙に印刷したニュースレターは、今デジタルの情報が溢れている中で威力を発揮する強力なツールになります。

そしてより効果的にするためには、
手書きでもいいからご自身でちゃんと作ること。

外注に依頼せずに、自分の言葉で綴ったニュースレターは何倍も面白くなります。

作り方の相談はもちろん承っています^_^

これでまた毎月やることが増えてしまいましたが・・・(T_T)

でも毎日ブログを書いていると、ネタを探すアンテナだけはピカピカに磨かれるのでこれからも続けて発行していきますね^_^

ご来店の際にはお手にとってご覧いただけると嬉しいです!

それでは今日はこのへんで

 

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