私が仕事のちょっとした
スキマ時間にいつも何度も
読みまくっている本の一つ、
↓
ファンダメンタルズ×テクニカル マーケティング Webマーケティングの成果を最大化する83の方法
に、とても興味深い考察が
たくさん掲載されているんだけど、
その中の一文を
今日はご紹介したいと思います^_^
たった1行のコピーで
事業の行方がわかる
というお話です。
あるショコラを販売するとてもきれいなデザインのサイト(LP)を見た時のことだ。
そのサイトを見ると非常にきれいな四角形の抹茶ショコラの写真がドーンと目に入り「極上の四角形」というキャッチコピーが添えられていた。
私は、その「極上の四角形」という1行目のコピーを見て、「ここが黒字軌道に乗るのは難しいだろうな」と思った。
いや、ほんと・・・、
めちゃくちゃよく分かる・・・。
(私はその抹茶ショコラの
LPを存じないのだけれど)
極上の四角形
とキレイなデザインに
書かれているくらいだから、
多分見た目美しき
抹茶ショコラ
なのであろう・・・。
でもね、でもですよ。
見た目が美しいことは
もちろん絶対大事だけど、
そこだけ読んだ後、
味は
どないなん?
と思ってしまいますよね。
ほんでもって思っている間に
もうそのページは
きっと閉じられてしまいます^^;)
このLPはそれ自体が美しかったので、「スイーツに興味が薄い層」を取り込むことには成功するだろうし、おそらく作成者も「スイーツに興味が薄い人もほしがるLP」を意図して作ったのだと推測できる。
そこは広告屋としては正解かもしれない。
だが、事業観点で考えると、
スイーツに興味が薄い層のリピート率は低い。
もちろん他の場所で
味についても言及しているのかも
しれないけれど、
メインコピーが
「極上の四角形」
だったら、
何度もリピ買いをしそうな
本当のスイーツ好きさんには
あまり響かないワードだな、
と思ってしまいます^^;)
もちろん、
美味しければ
リピートすると思うし、
スイーツ好きの
インフルエンサーさんが
拡散すれば
買う人も増えるのかもしれない。
でも、でもでも。
スイーツを含め
食べ物で一番大切なのは
まずはやっぱり味。
美しいのも大事だけれど、
まずは味です。
だから、
形を打ち出したコピーだと
やっぱり弱い・・・
と改めて思います。
たかが一行
されど一行魂を込めた一行を綴るマーケッターになってほしい
とこのくだりは
締めくくられていますが、
本当に
たかが一行
されど一行です>_<
メインコピーの一行に
書かれている内容が
売れ行きを左右する
と言っても本当に過言じゃありません。
私もコピーを書く人間として
魂こもった一行を
これからも生み出したいと思う
今日この頃です。
それでは今日はこのへんで。
\お読みいただきありがとうございます/
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