愛知県の愛・地球博記念公園に2022年11月1日にオープンした、ジブリパークに行ってまいりました!
(「ジブリの大倉庫」エリア内部のご紹介を含みますので、お楽しみにされたい方はここで画面を閉じてくださいね♪)
8月頃、入場チケットの抽選に何気なく申し込んだら当たってしまい、
オープンから2日後の11月3日に、名古屋旅行も兼ねて行ってきましたよ〜!
今回私が行ったのは、
ジブリパークの第一期にオープンした「ジブリの大倉庫」エリア。
作品展示や映像展示室、ショップなどもあるパークのメインエリアと言われている場所です。
参考 ジブリの大倉庫ジブリパーク周知の通りですが、
他にも“となりのトトロ”の世界観を表現した「どんどこ森」、“耳をすませば”の世界観の「青春の丘」がオープンしています。
チケットは事前予約制。
毎月10日に3ヶ月先の抽選申し込み開始、もしくは2ヶ月先のチケットを先着販売・・・
という感じなのですが、JTBなどの各旅行会社さんのツアーだと、もしかしたら直近分でもチケットが残っている可能性があります。(すみません、あくまでも可能性ですが・・・)
参考 ジブリパークのチケット付きホテル・ツアーJTB詳しくは公式サイトにもご案内がありますので、ご確認くださいね。
そんなこんなで、
14時分のチケットを持って入場です。
入り口から、
“ジブリらしさ”を感じます。
写真を撮りそびれてしまったのだけど、エレベーターもすんごい素敵でした。
“千と千尋の神隠し”に登場する紙の人形ですね^_^↑
こちらは「企画展示室」というジブリ映画の制作過程などを解説する展示コーナー。
三鷹の森ジブリ美術館で展示されていた内容のバージョンアップのようで、1年ごとに展示内容が入れ替わるのだそう。
来年までは「食べるを描く」、すなわち“ジブリ飯”を特集した展示が掲載されています。
写真撮影はNGなのですが、
“ジブリ飯”の描き方や、再現コーナーがてんこ盛りです^_^
展示室の最後には、
ネコバスやトトロもいらっしゃいますよ。
あと、
ジブリ作品の海外版や販促物を一同に集めたコーナーも。見応えたっぷりです!
↓こちらはお子さん達が遊べる「ネコバスルーム」。
こちらの中も写真撮影NGなのですが、お子さんが触ったり乗ったりできるパッチワークを施したカラフルなネコバスがいらっしゃいます^_^
他にも、約15分ほどのジブリ短編フィルムを鑑賞できるミニシアター「オリヲン座」もあります。
↓入場時にもらうチケットで鑑賞可能。チケットもジブリらしい素敵なデザインです。
想像していたよりもかなり広い「ジブリの大倉庫」。
タイル張りの美しい建築や、あしらいを見ながら歩くだけでも楽しいですよ^_^
印象としては、
他のテーマパークのような「整列されている」感じではなくて、「色々ごちゃ混ぜに」している・・・ような雰囲気で、探検?しているような感じがあります(初めて行ったからかもしれないけど^^;)
途中には、
“天空の城ラピュタ”のロボット兵や(等身大)
“千と千尋の神隠し”の湯婆婆、
“借りぐらしのアリエッティ”のエリアもありますよ〜。
そして、私が一番印象に残ったエリアはコチラ↓
「公開倉庫」というエリアです。
ここ、入り口が薄暗くて見逃しそうだったのですが、
中は展示会で使ったジブリのキャラクター達が「保管」されている設定の様子。
段ボールや人形などが無造作に置かれていて(多分無造作ではなくて計算して置かれているんだろうけど)、
表のエリアではあんなにスポットライトが当たっているキャラクター達が、薄暗い倉庫の中で埃をかぶりそうな雰囲気の中にひっそりと置かれています。
薄暗い雰囲気だからか、ここだけあまり人がおらず。
個人的に物悲しいような寂しいような、そんな感情を抱くエリアでした。
なぜこんな無造作風で少し寂しさを感じるエリアを設置したのか、今でも答えがわかりません^^;)
これまでのテーマパークだったら、こんな展示多分ないですよね。
この展示エリアのあたりに、
何だろう、何か作り手側のクリエイター側の、何かしらの思いが詰まっているように感じます。(感じるだけで答えはわからぬままですが)
ほんでもって、
一番混んでいたエリアがこちら↓
ジブリのなりきり名場面展
です。
こちらでは、
ジブリ映画の名場面のシーンやキャラクターと一緒に、写真が撮れるエリアなんだけど、
ここだけ
めっちゃ行列
そうだよね。。。
みんな写真撮りたいですよね^^;)
私も撮りたかったよ〜〜(T_T)
係のお姉さんに尋ねたら、
「一時間待ち・・・ですかね。」と言われていましたが、この行列を見る限り多分一時間以上かかるよね^^;)と判断して、涙を飲んで諦めました(T_T)
そしてそして、
こちらも大混雑の
グッズコーナー「冒険飛行団」。
「ジブリの大倉庫」内のグッズコーナーはこちらの「冒険飛行団」だけです。
本当にすご〜〜〜い人でした^^;)
そうだよね、みんなグッズ買いたいよね。。。
ネットには120万円分購入した猛者もいると話題になっていましたが、確かに店内には100万円の腕時計や、フィギュアで有名な海洋堂さんの330万円のオブジェも販売されていました。(すごい!)
限定のお菓子はほとんどが売り切れで、私が行った時はバームクーヘンのみ。
せっかく来たので少しだけ購入しましたが、混みすぎてお会計にも30分以上並びますよ^^;)
マグネットを集めているので、今回は2つ購入してしまいました^^;)
“ジブリ飯”のマグネットは、他にもいっぱいありましたが2つで我慢>_<
歩きまくってクタクタになったので、「大陸横断飛行」というカフェで一休みします。
「ジブリの大倉庫」でご飯が販売されているのはここだけ。
ちなみに「シベリあん」というスタンドもあり、そこではミルクとシベリア(餡子の挟まったカステラ)が食べれますよ。
こちらのカフェは、
パイロットが片手で食べられる食事、をテーマにしたカフェだそうでお食事のメインはサンドイッチ。
私は生ハムとチーズのサンドをオーダーしましたが、これが意外と(失礼)美味しかったです。
宮崎駿先生書き下ろしのフラッグが付いているのも嬉しいです^_^(全部で12種類あるようですが、私はナウシカでしたー!)
ここで感じたのは、
このカフェで
“ジブリ飯”を再現した
メニューが一切ないところが、
めっちゃ良い!!!
ということ。
それは
このパークを作った宮崎吾朗監督が「ファンのイメージを壊さないようにするため」とおっしゃっていましたが、その意思がしっかり反映されているところが素敵。
多分、
パーク内のレストランで“ジブリ飯”作ったら、めちゃくちゃ儲かるし、期待していたファンもいると思うし、「作りましょうよ」と助言した方もたくさんいると思うのですが、
そーゆー再現をしないところに、スタジオジブリのセンスというか、揺るぎない信念みたいなものを感じます。(さっきの薄暗い倉庫にも似たようなことを感じます)
他にも本屋さんや模型屋さんがあり、宮崎駿監督が影響を受けた(ジブリ作品以外の)物語の書籍や絵本、資料、模型などなどが販売されています。
そんなこんなで3時間ほどじっくり見て回りまして、退場するころには日が暮れて、クタクタになっておりました^^;)
でもとっても楽しかったー!!
今回運良くチケットが当たってオープン当初に行けたのですが、ここで率直な感想をまとめておこうと思います!!!
1.急いで行く必要は全くない
ジブリパークの公式サイトなどを見ると
「ゆっくり来てください」
と書かれていますが、
本当にその通りだと思います。
ゆっくり行きましょう!
ジブリパークは逃げません。
私はたまたまチケットが当たって、今回とっても楽しめたことは間違いないのですが、
やはり写真撮影OKコーナーなどを中心に、めちゃくちゃ混んでいるので、特に小さいお子さんを連れて長時間歩くのには、少々しんどいかな・・・と思います。
1年とか2年とか経って、落ち着いてきた頃に(落ち着かないかもしれないけれど)ゆっくり行っても良いな、と思います。
もう一度書きますが、
ゆっくり行きましょう!!
2.ディズニーやUSJなどのような“テーマパーク”ではない
確かにスタジオジブリの世界観は再現されていますが、ジブリパークはテーマパークではありません。
なので
派手なアトラクションもないし、グッズショップやレストランも何軒もないし、過度なホスピタリティもありません。ジブリ飯なんかの類もないです。
「探検しに行く」
「何かを感じに行く」
「世界観を覗きに行く」
そんな気持ちで行かれると、丁度いいと思います。(ジブリ映画を見る時も同じですよね)
私自身は中の建築や内装デザイン、展示の一つひとつなどを見て回るだけでも楽しかったし、展示や内装などを通じてスタジオジブリの仕事(本当にすごい仕事)を垣間見れて感無量でしたが、
ネットでは「ジブリパークはしょぼい」という感想も見かけます。
なので、
- ジブリのアトラクションを期待している
- パレードなど派手なエンターテイメント性を期待している
- パーク内に過度なホスピタリティを期待している
- 話題になっているから何となく行きたいだけ
こんな風にお考えの方は、
永遠に行かなくてよろしいと思います。
ただ疲れるだけです。
3.グッズショップと「なりきり名場面展」には先に行く
「どーしてもネットで見たあのお土産が欲しい!!!」という方には、朝一番のチケットを予約することをオススメします。
そして、
他の展示コーナーを見る前に先にグッズをゲットされると良いかと思います!!
というのも、
- 人気の限定グッズ(特にお菓子)はすぐに売り切れる
- お会計には30分〜1時間ほど並ぶ
ので、必ずグッズが欲しい方は、朝一番に入場いただきまして、
他の展示をご覧になる前に、すぐに2階グッズショップの「冒険飛行団」に行かれてくださいませ〜〜〜!
必ず在庫がある保証はできませんが^^;)、午後以降だと限定お菓子などもほとんど売り切れています。(2022年11月現在の話です)
あと、名場面のキャラクターと一緒に写真撮影できる「なりきり名場面集」も、長蛇の列。(2022年11月現在の様子です)
多分余裕で1時間・・・場合によってはそれ以上待つと思うので^^;)、絶対一緒に撮りたい方は、先に並んだ方が時間&体力面でも余裕のある周り方ができると思いますよ〜〜!
4.歩きやすい服装で、お水の持参もお忘れなく
例えばディズニーランドだと、
途中のワゴンにドリンクなどが売ってたりしますが、そーゆードリンクスタンドみたいなのはありません。
敷地内もとっても広いので、あるきやすい服装で、できればペットボトルなどを持って、体調に気をつけながら散策して欲しいと思います!!!
5.写真NGのエリアもあるので、その場で目に焼き付ける
「ジブリの大倉庫」は、映画制作の過程を紹介する展示エリアなどもありますが、そちらは監督をはじめクリエイターさんの原画があるので、写真撮影はNG。
他にもネコバスエリアなど、写真撮影NGの箇所があります。
ルールを守って、写真に収めるより「その場で目に焼き付ける」気持ちで行かれると丁度いい感じです!
ということで、
ジブリパーク「ジブリの大倉庫」に行ってきた感想をまとめてみました^_^
来年にはまた別のエリアができるそうなので、今度は公園内の散策も兼ねて行ける機会を作りたいな〜〜と思います。
ちなみに、
名古屋市の愛知県美術館では2022年12月25日まで、「ジブリパークとジブリ展」というジブリパーク開演記念の展示が行われています。
(東京や大阪では開催予定なし)
翌日こちらにも行ってきましたが、さらにジブリパークのできる様子や設計図も展示されているので、さらに楽しめます^_^
混雑して入れなかった「なりきり名場面展」もカオナシだけ再現されていて、一緒に写真を撮ることもできますよ〜〜〜。
(ただしこちらも長蛇の列でした^^;)
2022年12月25日までの展示ですが、こちらも機会があればぜひ行かれてみてください!
それでは今日はこのへんで。
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