Q「デザイン、ちゃちゃっとできますか？」A「できませんよ^_^」

先日、美容鍼をやってもらった先生にファスティングの相談をしようと思ったところ「目的がないとファスティングはただの拷問ですよ^_^」と言われ何かを諭された私。

その時の記事はコチラからどうぞ↓

これを改めて考えると、全てのことに目的を持つことが大事で、ファスティングも、（これも先日ブログに書きましたが）断捨離も、「流行っているから何となくやってみる」では時間もお金も無駄になっちまうのではないかなーとつくづく思います。

デザインも全く同じなんですよね。

例えば何か新しい事業を始める時に「名刺、事業案内パンフレット、WEBサイト絶対いる！！！今すぐいる！！！」と思い込んでいませんか？

これが、1日何百人も訪れる大規模な展示会に出展することが決まっていたり、何かの補助金申請をするために提出が必要だったりするのでしたら話は別ですが、とりあえずスタートさせようと思っているのでしたら、媒体を作ることに情熱を注ぐよりも、自分でSNSで告知を始める、ブログを書くなど、スタートする商品やサービスの核（コア）の部分を固めながらアウトプットしていく方が大事な場合もあります。

私が普段お付き合いしているコンサルタントの方や、会社さんは自社サイトも持たなければ、名刺すら持っていない時もある（笑）
理由は超絶シンプルで「持つ必要がないから」なんですね。

その方達は名刺を持っていなくても、紹介でお客様を紹介してもらうからfacebookのアカウント交換で済みますし、連絡もfacebookメッセンジャー経由で事足ります。
WEBサイトを持っていなくても、自分のブログやSNSの投稿に記事がぎっしり載っているのでカード1枚交換するよりもブログを読んでもらった方が、よっぽど自己紹介になる。
Twitterを見ていると、自分のメディア（ブログやYoutube）を使ってしっかり発信し、それでインフルエンサーを起こしている人がたくさんいます。

先日読んだ「仕事を人生を激変させるな99.9%アウトプットを先にしなさい」（金沢さん著）では、

名刺を集めても意味はない。
ビジネスは「人」で決まります。
知り合った人の名刺を何百枚、何千枚持っていたとしても、それ自体には全く意味がありません。

名刺には賞味期限もあります。
1ヶ月もすれば、その場で会っただけの人は忘れてしまう。名刺交換は顔と名刺が一致していても、3年前に交換したその名刺は役に立ちませんし、10年後に交換した名刺の人が、仮に著名人だったとしても、その名刺には何の意味もありません。
つまり、名刺など、ただの紙切れということです。

とバッサリ切っています。