年商9,000万円も稼ぐ「街のでんきやさん」に学ぶ他との差別化

先日、自宅のポストを開けると「街のでんきやさん」のカタログが入っていました。

私自身は家電を購入する際は、専ら駅前の大手家電量販店に行くかアマゾンで探すかですが、「街のでんきやさん」、少子高齢化になった今再び見直され「社会のインフラ」としてのニーズが高まってきているそう。

決して安くないのに「街のでんきやさん」にお客様が買いにいく理由

「街のでんきやさん」で販売されている家電は決して安くはありません。
大手家電量販店で、価格.comで同じ商品を探せば、いくらでも同じ商品が買える。

なのに、街のでんきやさんにニーズがある理由
それは、
・電球1つでも配達して取り付けてくれる
・地域密着だからお客様の顔と名前を覚えている
など、
地域に密着して、
一人ひとりのお客様と深いお付き合いをする姿勢に他なりません。

家電を売って終わり、ではなくお客様の
困っていること
喜ぶこと
役に立てそうなこと
を徹底的にやる姿勢は、決して大手量販店やネット通販にはできないことです。

価格競争をしなくても差別化を強みを確立できる

価格では太刀打ちできなくても、マンパワーでできる「お客様に寄り添う」ことで得られる信頼と、密接な関係性は様々な店舗が乱立する中、他社との大きな差別化になり強みになります。

中には年商9,000万を稼ぐ街のでんきやさんも。
一人ひとりと関係性を築き、信頼してもらうには時間がかかるかもしれませんが、「お客様に寄り添う」姿勢は、価格競争をせずに生き残る最善の方法だと私は思っています。

クリエイターにも必要だと感じる「寄り添い」

仕事の打ち合わせになると、どうしても目の前の案件についてだけ話しがち。
だけど、少し雑談を交えると意外なところから次の仕事につながる会話の糸口が見えるかもしれません。

「あ、今こんなこと困ってんだなー」
「これならちょっとアドバイスできそう」
と会話から見えた中でお客様に何か仕事以外のものを提供できたら、信頼を築く第一歩になると思っています。

AIが進んで、何でも自動的にできる時代、
リアルでもネットでもたくさんのお店を選べる時代、
その中で選ばれるには
「あなたから買いたい」と思ってもらうこと、

「あなたから買いたい」と思ってもらうには、
お客様に寄りそう、信頼してもらう、密接な関係性を築く、
などAIにはできない人間力が肝になります。

技術はもちろん大切、
でもお客様を思う気持ちも同時に大切にしていきたいと思います。

おまけ

そういえば以前、
業務用のプリンターを購入しようと思いA3ノビが出力できる、まあ高価なプリンターを購入した時の話。

結構な高額だったので、少しでも安く買いたいな〜と思って結局いつもの通りAmazonで購入しちゃったのですが、これ超失敗(T_T)

プリンターなんて結構頻繁に不具合が発生するので、その度に自分で原因を調べ「これ、合ってんのかな〜?」と不安な気持ちになり、それで直ればいいけど治らなかった時の悲しみたるやです。

もしAmazonではなく、メーカーから直接買うと、定期的な保守や消耗品の補充などもちろんお金はかかりますが、配送後の設置まで担当してくれるし、
こちらの不安をなくしてくれるし、
何より不具合の原因を調べる時間から
解放してくれるというサポートがある、
というのは後から知りました・・・。

しかもメーカー直で購入すると、プリンターを新しいものに買い換える時も引き取ってくれるしね。
プリンターなんて自分で処分するの、結構大変です(涙)

最初に値段で選ぶか、
仕事をスムーズに行うために払うためのお金を選ぶか。

モノと場合によるけど、
今なら間違いなく後者を選びます(T_T)

値段で選ぶのも
ほどほどにでございます。

それでは今日はこのへんで。

\お読みいただきありがとうございます/

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