ベトナム・ホーチミン訪問記⑭ユニクロと無印良品とダイソーを合体させたようなお店“メイソウ”に行ってみた。

ホーチミン滞在後半、「日本製って人気なんやなー」と思いながら、見学した美容展示会vietbeautyの関係者さんたちと街を歩いていると、

(ベトナム最大の美容展示会vietbeautyのお話はコチラから↓)

ベトナム・ホーチミン訪問記⑫ベトナム最大の化粧品関連展示会VietBeautyを見学してきた話

ご一緒した方のお一人から
「ニシさん、“メイソウ”って知ってる?」
と尋ねられました。

“メイソウ”を知らなかった私は
「え、メイソウ??(・ω・)
何ですかそれ?」
と答えたのですが、

「ユニクロと無印とダイソーを合体させたようなお店でスゲーんだよ。ちょっと見に行ってみない?」

「ユニクロと無印とダイソーを合体・・・?
って何ですか??

(ジェットストリームアタックかよ)」

という流れになり、
ホーチミン1区のグエンフエ通りにある、
未知の店舗“メイソウ”を見に行くことにしました。

日本デザイナーのブランド“メイソウ”

私のように“メイソウ”って何や?」と思っている方のために、今更ではありますがここで改めて、“メイソウ”について先に少々ご説明をしたいと思います。

“メイソウ”は、株式会社名創優品が中国を中心に展開している店舗の名前。
雑貨、衣料品、化粧品小物、香水、デジタル機器(イヤホンやマウスなど)などを販売している総合生活雑貨店です。(MINISOと書いて、メイソウと読みます)
中国発の店舗と思われがちですが、元は日本発の会社であり本社は東京の銀座。チーフデザイナーと代表を兼任する日本人男性と、中国の若手起業家が合同で設立した会社のようです。

2013年に誕生し、9月に中国の広州に1号店がオープン。
現在では中国の若い方から絶大な支持を集めている“メイソウ”

キャッチコピーは、
「今の生活が好き!
だから、名創優品」

“メイソウ”の展開は中国だけではありません。

アメリカやヨーロッパなどにも進出し、これまで60カ国以上の国や地域と戦略協力協定を結んで、創業してわずか4年で世界に2,000店舗以上の店舗を展開、今年2019年現在では3,600店舗をオープンさせています。(目標は2019年までに1万店舗開店、全体収益150億ドルを見込んでいたそうですが)

“メイソウ”は、世界最速で成長する経済の1つとして大きな可能性を持っているベトナム市場に展開拡大を図っており、2016年末頃からベトナムでも店舗を展開して、既にベトナム最大の不動産グループVincomeなど、国内デベロッパー数社と戦略協力契約に調印済み。“メイソウ”がベトナム国内で発展するための強固な基盤を築いているそうな。(なんでもベトナム全土に500店舗を開店させる計画があるとか)

唯一神Googleで「メイソウ」と検索すると、
公式サイトより先に

「パクリ無印w」
「偽ダイソーw」
など散々な記事が出てきますが、
4年間で世界に2,000店舗以上(現在3,600店舗)をオープンするなんて、事業としてはものすごいことであります!

ちょっと気になるのは「日本品質」と謳っていながら、実際訪れた店舗でパッケージの後ろを見ると「Made in China」と書かれているところですが。でも私たちが普段使用している日用品だってみんな中国で製造されているわけですから、何ら違和感はありません。

ホーチミンのグエン・フエ通りの“メイソウ”に行ってみた

“メイソウ”の凄さとその勢いを分かっていただいたところで、話を元に戻しまして、
実際に訪れたグエン・フエ通りの“メイソウ”をご紹介いたします。

わー、スパイダーマンや。きっとコラボしているんだと思います。

この方はブランドイメージの俳優さんかな?お名前を存じず恐縮ですが、きっと著名な方に違いないんだと思います。

グエンフエのメイソウは2階建。
1階にはコスメ用品やお財布、ポーチなどの雑貨がメインに陳列されています。

↑つけまつげは日本円にすると100円ほどです。

↑私が女子高生でしたらきっとときめいてたであろう、ちょっと変なポーチやお財布がいっぱい。化粧品も充実しています。店内には多くの若い女の子がお買い物しています。

イギリスのキャスキッドソンっぽいシャンプーとコンディショナーのセットはお値段12,9000ドン(日本円約650円ほど)。

おもちゃもあります。こちらのレゴっぽい可愛いブロックトイは65,000ドン(日本円約330円ほど)。

なんだかよくわからないけど、昔ニンテンドーさんが発売したゲーム機・ゲームボーイのキャラクターのような、何に使って良いかちょっとよくわからないお品物ですが、手触りはフワフワです。

ご一緒した方と、
「こ、これ何に使えば良いんでしょうね?」
「・・・さあ、何だろうね?鍋つかみかね?」
と会話をしながら店内を見ていきます。

↑これも何に使って良いかちょっとわからない謎の商品です。
肩たたきかな?猫じゃらしにも使えそうです。

フィンランドの名作・ムーミンに登場するキャラクター、ミイちゃんのハンドミラーです。可愛いです。きっとコラボしているんだと思います。

ピンクパンサーさんのアイマスク。きっとコラボしているんだと思います。

2階へ上がる階段にもピンクパンサーさんと先ほどの俳優さんの広告が展示されています。きっとコラボ(以下略)

グエン・フエ店の2階は、クッションなどの雑貨、下着や靴下の衣料品類、PCマウスやヘッドホンなどのデジタル小物、美容雑貨などが陳列されています。

価格帯は1階に比べてちょっとアッパーな商品群が並んでいる印象。
他メイソウの店舗を良く存じず恐縮ですが、この店舗では商品のジャンルではなく価格帯によって陳列を分けているような気がいたします。

可愛い・・・のかな。
いや可愛いクッション(多分)です。ふわふわの触り心地です。

オリジナルキャラクターの刺繍が施されたタオル。
可愛いのかな・・・?いやきっと可愛いです。

似たようなパッケージを見たことがある!という声は心に閉まっておきます。レディースショーツは1枚65,000ドン(日本円約330円ほど)。靴下は43,000ドン(日本円約220円ほど)。

・・・こ、これは!

私が以前に衝動買いをした美容器具リ◯ァカラット・・・ではありません。メイソウオリジナルの美顔器ローラーです。
ちなみに衝動買いしたリ◯ァカラットは当時30,000円でしたが、メイソウで買うと215,000ドン、日本円で約1,080円ほどです。

ヘッドフォンやイヤホン類も充実の品揃えです。15年ほど前にアッ◯ル社が発売したi◯odの広告デザインと同じです。(この広告大好きでした)

このキーボードはエンジニアの方に好まれそうな「押している感」のあるキーボード。お値段何と349,000ドン(日本円約1,750円ほど)

結局このお店で、
ショーツ1枚、靴下1足、そしてBluetoothのイヤホンを2つ買ってその使い心地を試してみることにしました。(次回のブログでBluetoothの使い心地をレポートいたします)

今日のまとめですよ

ネットではいろいろ笑いのネタになっているメイソウですが、4年間で2,000店舗の展開は並大抵のことではありません。

近年ではこのメイソウに続けとばかりに、
ユビソオ
http://www.yubiso.asia/

ムムソウ
http://www.mumuso.kr/

など、メイソウを模造するブランドも登場しています。
ちなみに、ムムソウはホーチミンをはじめベトナムにも多数店舗があります。(今回の滞在で行けなかったことをとても後悔)

一体彼らはこの先、どの方向に向かっていくのか・・・。
私には知る由もありませんが、4年で2,000店舗を世界に展開しているメイソウの戦略と日本ブランドの展開には目を見張るものがあります。

お食事の帰りなどにメイソウの前を通ったらぜひお立ち寄りし、その商品をご覧いただきたいと思います。(わざわざ行かんでもええかな・・・とは正直思いますが)

MEMO
MINISO(メイソウ) グエン・フエ通り店
住所:miniso.tokyo

それでは今日はこの辺で。
(明日もぜひMINISO話にお付き合いくださいm(_ _)m)

続きの話はコチラからどうぞ↓

ベトナム・ホーチミン訪問記⑮MINISO(メイソウ)でBluetoothイヤホンを買って聴き比べしてみた

 

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