ベトナム・ホーチミン訪問記⑬日本製をばっきばきにアピールしている日本語パッケージまとめ

先日、ベトナム最大の美容展示会vietbeauty2019(ベトビューティー)に訪れた話を書きましたが、

(その時の記事はコチラからどうぞ↓)

ベトナム・ホーチミン訪問記⑫ベトナム最大の化粧品関連展示会VietBeautyを見学してきた話

そういえば、ホーチミンで訪れたドラッグストア、スーパーマーケットにも日本で販売されているパッケージそのままが店頭に並んでいます。昨年、台湾や香港でも日本の商品を多数見かけましたが中国語に変換されているものが多い印象でしたが、ベトナムで販売されている商品は日本そのままの商品がいっぱい。裏面にベトナム語で原材料などが書かれたラベルがぺったりと貼られています。

それくらい、言語も含め一目で「日本の商品でっせ!」と理解できる商品に需要があるんだな・・・と感じました。

価格も調べてみましたが、決して安くはありません。日本とだいたい同じくらいか、気持ち安いかな・・・という感じです。

日本でお馴染みのコラーゲンサプリメントやフェイスマスクなど、先日vietbeauty展示会の記事でご紹介したような日用品が、デパートなど、やや高級なショップにたくさん販売されています。

そういえば、こんな商品も。

岡 本

言わずと知れた日本のメーカー、オカモト株式会社さんの高品質なコンドーム達です。
ちなみにこれはどうやら海外用に作られたパッケージのよう。日本で販売されている商品には、0.02やら0.01やら数字が大きく書かれているものや、鷹だの虎だの動物が描かれているものや、チェックや水玉などコンドームとは一目で分かりにくいものが販売されているようですが、ベトナムで販売されているパッケージには、そんな余計ことを一切書かず「岡本」の漢字二文字のみ。

「岡本」のたった二文字で販売されているコンドーム。
究極のブランド力です。

すごい・・・。だって特に薄さだの使い心地だのをごちゃごちゃ書かなくてもきっと売れるんですよ。しかもオカモト株式会社さんのロゴマークを入れずに、日本らしさを表す「岡本」という漢字を使っているところにも脱帽です。

そういえば、以前中国で販売されるフェイスマスクのパッケージデザインを制作した時、「日本語のみでデザインをしてください。英語や中国語は一切使わないように」とのリクエストがありました。日本らしさを表すには、漢字・ひらがなを使用するのが一番と先のクライアントが判断していたからです。

現地で売るためには、どのようなデザインをすれば良いのか。
常日頃から思っているリサーチの大切さや、使う人が何を望んでいるか、どのような商品を欲しがっているかを再認識した良いきっかけとなりました。

販売されている商品一つ一つからも、日本がどのように見られているかを知る、ちょっとしたきっかけが見つかります。

それでは今日はこのへんで。

\お読みいただきありがとうございます/

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