先日ある仕事の繋がりで、日本の経営学者であり様々な大学の教授・特任教授をされており、数々の著書を出版されている米倉誠一郎先生にお会いする機会がありました。
帰り際には、米倉先生が2017年に出版された著書「イノベーターたちの日本史 -近代日本の創造的対応-」をいただきここ数日、仕事終わりに夜更かししながら読み進める毎日を過ごしていた今日この頃。
明治維新前後から、昭和初期の時代に活躍した人物のその未来の切り拓き方が歴史的背景から書かれている内容で、自分が日本人であることを誇りに思え、とても勇気がもらえる1冊です。
教科書に登場する著名な人物だけではなく、これまであまり表舞台では取り上げられなかった人物のことが描かれており、歴史の本としても読んでも大変面白い本です。
「世界を見ることは大切だが、それ以上に大切なのは自分の国についてどれだけ語れるかということ。」これは私に英語を学ぶきっかけを作ってくださった、元ラガーマンである先生の言葉ですが、私も最近本当にそう思うようになりました。自分の国を知るということは本当に大切です。
そんな米倉誠一郎先生、これまで森ビルアカデミーヒルズで開催されてきた「日本元気塾」という塾の塾長を務めてこられていましたが、この度新しいソーシャルビジネスの日本での認知と活動普及を目指すための組織としての活動をスタートされます。
日本人一人ひとりが、「会社員」ではなく「個人」として世界に何ができるのか?を考えていくための活動で、大きいことでなくてもいい、最新のテクノロジーじゃなくてもいい、社会に向かってできることを考えていくスクールを、来年開講する予定です。個が尊重される時代において、会社の肩書きは残念ながら意味を持たない時代になりました。自分にできることで世界でも活躍ができる時代です。
このスクールを立ち上げるために、米倉先生はまた新たなチャレンジをされています。
御年で申しますと、うちの引退生活を送ってる父親と変わらぬ米倉先生。
30代前半の若者と混じって熱く議論をかわし、新しいプロジェクトに熱を注ぐ姿を拝見していると、改めて人生は何歳からでも色んなことにチャレンジできるし、そうしている人たちには本当に魅力を感じます。
来月11月24日には、この新しいプロジェクトのプレゼンテーションが開催されます。
https://japanactiontankforum.peatix.com/
せっかくのご縁なので私も参加しようと思います^_^
それでは今日はこの辺で
\お読みいただきありがとうございます/
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