今日は日曜日ですが、打ち合わせが入っていたのでクライアントさんのところへ。
私のお客様の中では比較的珍しい、
女性のクライアントさんです。
この方は現在お一人でエステサロンを経営されていて、この道25年の大ベテランの方。
営業されているサロンは、現在新規のお客様は受け付けておらず、営業活動はほぼゼロで、営業開始から95%以上の方がリピートという凄まじい数字を叩き出しています。
さて、
色々お話を聞いていくうちに、
「なぜこの仕事を始められたんですか？」
という質問をした時の話です。。
「きっかけは今の店をする前に勤務していた会社に入社したことですが…、
その時は20代で、
別に絶対エステがやりたい！
と思って入ったワケじゃないんですよ。
その時バイトより給料高いからいいかな、なんて
それくらいの軽い気持ちでした」
とお答えいただいたクライアントさん。
ところが、入社直後から、
この方の成績はうなぎ登りを続け、
入社からわずか5年で営業部長に抜擢。
全国の中で売り上げの少ない店舗を、何度も何度も上位の成績に導いたそう。
「自分でもびっくりしました」
と語っていらっしゃいましたが、
その時会社で成功した理由をこう話してくれました。
「言われたことをとにかく
素直に実践しただけなんです。
例えば研修で、
「お客様に〇〇と言うと、
リピート率上がるから言いなさいね」
とアドバイスをもらったら、
必ず現場でお客様に言っていました。
そしたら本当にリピート率が上がるんです。
これだけなんです。
もちろんプロですから技術もたくさん磨きました。
だけど成績を上げられたのは、
言われたこと、
アドバイスされたこと、
お客様から気づかされたことを
素直に、ただ地道に実践してきただけなんです。
入社後すぐ成績が上がってしまった影響で、同僚や先輩からもたくさん嫌がらせを受けました。
何か質問しても
「ふんだ。あんたには教えない。
研究部にでも聞けば？」
と言われることも。
なので素直にその通りに
研究部に聞いたんです。
そしたら研究部の人と仲良くなってしまって、何でも教えてくれるようになりました。
化粧品の成分の詳しいことはもちろん、お客様様には専門用語を使わず、こう言うといいよとか、本当に色々教えてもらいました。
だから、確かに努力もしましたけれど、
素直に何でも実践したから、
当時成績が良かった
んだと思います…」
この話を聞いて、
素直になるとは
最強の武器
と改めて感じた時間でした。
年を重ねていくと、せっかくのアドバイスも、
・時間がないから
・忙しいから
・これまでのやり方があるから
・そうは言っても〇〇だから
などなど、色々言い訳をつけて実行に至らないケースがいっぱいあります。
アドバイスする側も優れた方である必要がありますが、
それ以上に
アドバイスを受ける側は素直にそれを聞いて実践すること、と改めて思った今日この頃です。
私も何かをこれから学ぶ機会があれば、その貴重な機会を無駄にすることなく、アドバイスされたことは素直に実践しようと思います。
それでは今日はこのへんで。
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