仕事をしている時に欠かせない外注先さんがあります。
それはコチラ↓
株式会社メディア・バックオフィスさんが運営している「切り抜き.jp」です。
こちらは、日本最大級の画像切り抜きサービスを提供してくれている会社。
人物はもちろん、毛並みがふっさふさの動物や、レースなど複雑なデザインが入っている雑貨なども、綺麗に美しく切り抜いてくれます。
切り抜き価格は作業レベルにもよりますが、簡単なものだと1点70円。複雑なものでも1点1,000円前後。
依頼から納品まで最大で24時間かかりますが、日曜日以外対応してくれるので、切り抜き画像を大量に扱う私にとって今やなくてはならない大切な存在です。
ところで、
この切り抜き作業をしてくれているのは、日本人の方ではなくインドにお住まいのDTPスタッフさんたち。
専用サーバーに送った画像たちは、そのまま海を越えてインドにスタッフさんたちの手に渡ります。
2020年に新型コロナウイルスの影響でインド全体がロックダウンされたことを踏まえ、スタッフさんたちが自宅でも作業できるようにパソコンやサーバーを増築。
現在でも通常と変わらぬ状態で
切り抜き作業をしてくれます。
↓こちらは先日依頼したナッツの画像の切り抜き
薄っすらと見える青い線が
「パス」と呼ばれる切り抜きの境界線です。
拡大してみると・・・、
画像が少しぼやけたところは、その部分を省いて綺麗に「パス」を引いてくれています。
納品時に毎回思うのですが、
この作業はAIには
できない
まさに人の手にしかできない仕事です。
最近のPhotoshopの機能はとても優秀なので、ボタン一発で切り抜いてくれるツールも存在します。
でもPhotoshopはここまで細かくない。
切り抜きツールを使った後で
「あー。そうじゃねえんだよおおお」と思わずつぶやくことも多々あります^^;)
しかし、切り抜き.jpさんの仕上がりは本当にキレイ。
経費はかかりますが、
結果として仕事が早く済んでいるので、本当に助かっています。
AIなどの自動ツールは確かに便利で、
最近では優秀な機能も増えてきました。
話はちょっと逸れますが、
飲食店でも機械が調理をしてくれるお店も登場しています。
でも、
細部の仕上げは
やっぱり人の手
と改めて思います。
見比べてみると一目瞭然です。
細部まで
こだわる
ここが人間に残された強み
なんだな、
と毎回納品される切り抜き写真を見て
改めてそう思います。
そして
このようなDTP作業を発注することが、インドで暮らすスタッフさんの生活を支えています。
「ソーシャルビジネス」という言葉が出てくるよりも前から、発注する側と請け負う側双方にメリットがあるようなシステムを構築しているんですね。
デザインは家にいながらでもできる仕事の一つ。
今はアプリケーションの技術が進み、誰でもデザインできる時代になりましたが、細かいところまで見れるデザイナーさんがもっと増えてくれればいいな、と思う今日この頃です。
それでは今日はこのへんで。
\お読みいただきありがとうございます/
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