今から10年前の2011年。
当時私はバリバリの会社員だったのですが、通勤電車の中で香川県の広告が貼ってありました。
そこには
香川県は
うどん県に
改名しました
というキャッチコピーが書いてありました。
それを見た私は
え、マジなん??
マジでうどん県になるん???
と思いましたが、
それはもちろんキャッチコピーの上でのお話です^^;)
私はその翌々年に香川県の直島を訪れ、
高松市内のホテルに宿泊したのですが、翌朝の朝食ビュッフェに、うどんを茹でる「セルフうどんコーナー」があったのには驚きました。
食パンを焼くトースターの横に、うどんを茹でる業務用のゆで麺機が置いてあったんですね。
それくらい
うどん推し
香川県=うどん
というイメージを
徹底的に植え付けることに成功しています。
ちなみにその後、
私は食肉の仕事に携わったのですが、
香川県にはオリーブ牛という、
オリーブを食べて育った黒毛和牛があります。
以前、このオリーブ牛の撮影の後
撮影に使ったサーロインステーキの部分をお土産にもらったのですが・・・、
これがべらぼうに
美味しかったんです。
でも
香川県
といえば
うどん
というイメージが強く、
その仕事を担当するまでは
「オリーブ牛って何?」状態でした。
でも今では、
香川県て美味しいもの
多いのね^_^
というイメージに
すっかり変わっています。
画像引用元:オリーブ牛公式サイト
そう、大事なのは
一番のウリを
はっきり言うこと
なんですね。
最初に覚えてもらうために
あれもこれも、
こっちもあっちも・・・
ではなく
コレ!
という何か一つを
強く発信する
こうすることで
今まで知らなかった人に
覚えてもうらことができ
一番最初にコンタクトを持ってもらうきっかけ作りの近道ができます。
あれもこれも、
はその後に覚えてもらえれば良いんですよね。
この「うどん県」の話は、地方都市がPRに成功した事例の一つとして、ブランディングの参考事例書などに掲載されています。
あれこれ言わず、
一つだけ言うとしたら
何をアピールするか
改めてこの大切さを思い出した今日この頃です。
うーん。
うどんの話を書いていたら、香川県に行きたくなってきました・・・。
でも今はまだちょっとガマンですね>_<
それでは今日はこのへんで
\お読みいただきありがとうございます/
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