エストニア訪問記<空港編>新旧の文化が入り混じった不思議なタリン空港

行きと帰りに利用したタリン空港にも、他の国ではなかなかないユニークなものがありました。今日はそのエストニアの、タリン空港についてご紹介します。

また後日ブログに書く予定ですが、エストニアは政府が国のブランディングにとても力を入れているそうで、このタリン空港にも、他の国とは一味違う愉快な施設がたくさんありましたが、その一方でアナログ的な要素が残っていたのも非常に印象的でした。

こちらの空港は市内からタクシーで15分ほどでアクセスでき、タリン市内からはとても近く、利便性抜群の立地。空港自体もそれほど大きくなく、チェックインもすぐ済みます。


(こちらが空港の入り口。路面電車“トラム”も走っています)

ちなみに、
乗り入れ航空会社はエストニア航空はもちろん、フィンエアー、ルフトハンザ航空、今回利用したターキッシュエアラインなどの他、「最強&最恐&座席サイテー」と評判の欧州で最も有名なアイルランドの格安航空会社ライアンエアーの乗り入れも。


格安ですからエストニアから3,000円ほどでイギリスロンドンに行けるチケットも販売される時期があるそうです。

「ささささんぜんえん?!」←この話を聞いた時の私のリアクション。
もちろんタリン発のお話ですが、魅力的な価格には間違いありません。(現地エストニアでも人気チケットのよう)

話を空港に戻して、
こちらは到着時の入国審査のコーナー。
(カウンター自体は当然写真アウト)

見えづらいですが審査が終わると、この写真の右下にある青い看板の下にあるあるドアを開けます。

こちらが通過してきたドア。

ドア、なんや・・・。
海外のイミグレーション通過後に、自分で「ガチャっ」とドアを開けて入国。
初めての経験です。

自動ドアでもなく、ノブを回して開ける至ってフツーのドア(いや、むしろ年代を感じる古いドアだった)
IT先進国と聞いてやってきたのに、この無垢でシンプルなドアに驚きと親しみを感じました。

このドアには一体どんな意味があるんでしょうね…。色々調べたり考えたりしましたが、結局理由はわからずじまい。(とりあえず強行突破だけは難しいそう…だけどそれはどの国も同じですし…)
審査が通るまでドアの向こうは見てはいけない決まりにでもなっているのかしら…。
(普通の通路があるだけですが)

ちなみに、エストニアに入国する際には海外旅行保険に加入した証明書を持参する必要があります。
毎回チェックされるわけではなく、私もチェックはされませんでしたが、提示を求められた時に証明書がないと最悪の場合入国できない場合も。
旅行保険は渡航時に毎回必要なものですが、保険会社に依頼して証明書を送付してもらうのをお忘れなく。
あと航空券のEチケットの控えも必ず手元にご用意を。帰りの飛行機をチェックされる場合があります。

空港から外に出る通路には、国に貢献した方々だと想像する写真が飾られています。

出国時のタリン空港は入り口を入るとこんな感じ。
昨年、建国から100周年のエストニア。記念ロゴをあしらった壁面があります。

手荷物検査を通過した後にある免税店もとてもこじんまり。お馴染みのハイブランドショップの免税店にも香水やキーケースなどの小物が少し置いてある程度です。

免税店の代わりに、

卓球台があったり

VRゴーグルをつけてコンテンツを楽しめるスペースがあったり、(キッズ向けのようですが大人も楽しめます)

トレーニングやランニングマシーンを揃えた本格的なジムがあります。(飛行機を待つ間を無駄にせずトレーニングできます。)

また中にあるカフェの家具やファブリックも空港にありがちな殺風景な感じではないあしらいがとても印象的。

エストニア産独自のお土産コーナーも充実しています。
こちらは猫さん型のくり抜きが素敵なコースター、

切り株を集めた鍋敷き、

などエストニアらしいお土産と、100周年記念ロゴが入ったチョコレートや紅茶などもたくさんあります。

また先日このブログに書いた、タリン市内の旧市街地にあるチョコレート専門店”Chocolala”のチョコレートも販売されていました。

Chocolalaの記事はこちらから。

エストニア訪問記<お店編④>チョコレート天国“Chocolala”の話

 

またオリジナルのデザインがあしらわれた各ゲート。

出国する最後の最後までぬかりなく素敵でした。

空港が好きな私は、出発時間ギリギリまでよくウロウロしているのですが(そのおかげでマジで乗り遅れそうになったこともありますが…)タリン空港はギラギラの免税店も少なく、とても居心地が良いつい長居したいと思わせる空港です。

何よりも空港にまで独自のデザインセンスを展開してくるエストニアの戦法には恐れ入りました。
トランジットで降りたイスタンブールとは大違い(笑)そのおはなしはまた次回書きたいと思います。

この記事がこれからエストニアに行く人のご参考になればとても嬉しいです。

それでは今日はこの辺で。

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