初のドローン撮影に立ち会う為(今更ながらですが)、千葉県内にある2箇所の某ロジスティック会社の工場へ、アートディレクターさん&ライターさんと共にお邪魔してきました。
これから制作する会社概要やホームページに掲載する工場全体の外観や機材、現場のみなさんのイメージ画像&動画を撮影するための立ち会いです。
ドローン撮影には絶好の晴天&ほぼ無風。
(ドローンを動かすのは私ではなく、ドローン専門のカメラマンさんですが)
工場自体は本来撮影不可なので(本日は特別)機材以外をお見せできなくて残念なのですが、工場というテンションのあがる場所で、さらに初めてドローンが稼働しているところを目の当たりにし、同行したライターさんと終始興奮状態。
見ていると欲しくなってきます。
今回使用したのは、直径約40cm前後の中型ドローン。持たせてもらいましたが重さは1.5〜2kgといった感じで片手で持つことができます。
このようにスマートフォンのようなモニターがくっついているリモコンでドローンをコントロールします。
バッテリーはフル充電の状態で、1回の飛行につき約20分ほどの飛行が可能。1名がコントロールをし撮影を担当、もう1名が次のバッテリーを準備したりなどの補助担当、計2名での対応です。後でいろいろ聞いたのですが、ドローンの撮影には条件によって2名体制で対応することが義務付けられているようです。
また驚いたのは、その安定すぎる安定性。
撮影した動画や静止画を見せてもらいましたが、スムーズで本当にクオリティの高い映像が撮影できています。今日はほぼ無風でお天気にも恵まれ、本当に素敵な動画や静止画を撮影することができました。
完成物が楽しみです(私らが作るんだけどね)
こちらは帰還するドローンをキャッチするカメラマンさん。
GPS機能のおかげで全くズレることなく、手元に帰ってきます。
その姿は、まるで鷹匠です。
今回使用したドローン機材は市場価格約20万円ほど、撮影は1フライトにつき6万円前後から。担当いただいたカメラマンさんは、週3回ほどこのような空撮の仕事がある、とおっしゃっていたので今まさに引っ張りだこのドローン業界。
特に免許なども必要ないので素人でも撮影をすることができますが、規制などかなり細かいルールがあります(都内は特に)。法律のことはもちろんですが、先ほどの2名体制の件や、空港の周り(最大24km以内)の撮影ができなかったり、磁気の影響が強いと飛行できなかったり、色々あるそうなので飛ばす前には必要なルールは徹底的に頭に入れておかなければいけません。
ちなみにドローン撮影に関する法律をまとめたブログもぜひお読みください
参考 ドローンによる撮影にはプライバシー侵害の問題に注意グローウィル国際法律事務所そして
ドローンを上手にコントロールするポイントも聞いてみましたが、
それはずばり
慣れと勇気
だそう。
操作に慣れることと、「落ちたらどないしよう・・・」と思わず勇気を持って操作することの2つがドローンを操るコツみたい(カメラマンさん談)。クリエイティブなセンスは、どうやら慣れと勇気の後に大切なことのようです。
どの職業でもそうですね。
慣れることと、勇気を持つことがどの仕事にも最初に必要なことだと痛感です。
撮影は毎回立ち会いのみの場合がほとんどなので、長時間の立ちっぱなし&今日は晴天で暑かったのでずーっと屋外にいるとちょっとだけ体力を消耗しますが(早朝集合だし)このようにドローンを飛行やプロの撮影技術を拝見できたり、一生に一回入れるか入れないかの工場の内部にお邪魔できる機会に恵まれるのも、この仕事の醍醐味の一つです。
今回も色々な人のプロフェッショナルな技術を合わせて、良いものが制作できそう^_^
明日は取材で感じた“工場の素晴らしい姿勢”について書きたいと思います。
それでは今日はこの辺で。
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