職人さん御用達のお店「ワークマン」に学ぶ商品の見せ方

昨日、アウトドアブームの話に触れましたが、最近じわじわと、じわじわと伸びてきて今や様々なニュースサイトで話題になっているアウトドアブランドがあります。

それは、工事などの現場や職人さん御用達の、ワークマン。

以前勤務していた会社でも、ワークマンに卸すタオル(職人さんが仕事中に頭に巻くアレ)や靴下、下着のパッケージデザインなどを製作していました。

あれから15年。
今やワークマンは職人さんだけではなく、アウトドアを愛する若い方にも人気のショップになっています。

高機能でありながら、世界的に有名なアウトドアブランドに比べると信じられないくらいの低価格。
特にレインウェアは、ゴアテックス素材を使用した数万円のものに比べて、3,000円〜5,000円ほど。

その機能性は、超時間屋外で作業をする方に愛用されている方のお墨付きです。

自宅の近所にも、ワークマンが2店舗ほどあるので、先日お散歩がてら覗いてみました。

店内はファッションセンターしまむらみたいに色んな商品がところ狭しと並んでいる感じ。

ですが、このようにところどころに、商品の説明がしてある超分かりやすいPOPが貼り付けてあります。

有名アウトドアブランド店や先日ご紹介したアルペン柏店のように、洗練された雰囲気はありませんが、商品の機能をわかりやすく説明している、という点はめちゃくちゃお客様視点。

さらに、
店内にいるスタッフさん(店長さんっぽい方)もまるで職人さんのような貫禄。
「商品のことは全て熟知しています」と言わんばかりのお顔でございます。

実際に、常連のお客様は店員さんとはお友達のような関係である場合も多いそうで、「いらっしゃいませ」というより「あら、こんにちは」みたいな関係性を築いていることも多くあるそうです。

そんな職人さんの強い味方、ワークマンが立川のららぽーとに、ワークマンプラスとして店舗をオープンしました。


ファッションブランドが集う商業施設に、職人さん御用達のお店がオープンすることにも驚きなのですが、なんと行列までできるワークマンプラスの人気には本当に驚きです。

店内で販売されいてる商品は、通常のワークマンとほぼ同じなのですが、店内のレイアウトや内装、商品の陳列方法は、ワークマンプラス独特のもの。

要するに、見せ方を変えているだけなんですね。
見せ方を変えるだけで、店舗数は少なくても売上がアップしているというワークマンプラス。

有名アウトドアブランドとは違いますが、アウトドアギアを手ごろな価格で揃えたい人の心を掴んでいるんだと思います。

これまでと違う見せ方をする、違う切り口で紹介すると、全く同じ商品でも売上が変わる。ワークマンプラスから学んだ気がします。

ワークマンプラスについては、また別の視点でも本ブログで語りたいと思います。

それでは今日はこの辺で。

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