今年のフジロックフェスティバルでは、ソフトバンクの5Gネットワークを体験できるブースがあったので私も実際に体験してきました。
あくまでもプレサービス専用の体験ブースでしたが、これから登場する新しい技術が来場者だけではなく、会場に来れない人と現場をリアルタイムで結ぶような、非常に興味深い体験ブースです。
5Gネットワークを使った2つの体験
一つ目は配信された会場内のリアルな様子のモニターが設置されており、現在の混雑具合をリアルタイムで確認できる映像ブース。
会場に設置された8個のカメラのリアルタイムの映像が、サーバーに送信されて5G端末に接続。少し眺めていましたが特に乱れもなくスムーズな映像配信を確認できました。
もう一つは、VR映像配信サービス。
VRゴーグルを頭につけ、約3分間Youtubeから変換された各ステージのライブ配信を、まるで実際にライブ会場にいるような感覚で視聴できるというものです。
私も実際にVR映像を体験してきました。
(↓体験前にこちらの注意書きを読むように言われます。)
(ITMediaモバイルさんの記事より画像を引用させていただいています)
ゴーグルをつけると、
このように、ライブ会場にいるような映像が目の前に!
実は今回VR映像は初体験。
360度ぐるりと見ましたが、奥行き感は実際のものとほぼ同じように感じることができます。
手に持ったコントローラーを使えば、ライブのチャンネル切り替えもOK。またコントローラーを持ったまま手をあげるとほとんど遅れなく、実際の動作と同時にVR映像内に自分の手が映ります(もちろんアバターですが)
面白かったのは、同じ時間にこのVRを体験している人同士でコミュニケーションが取れるというところ。この日は東京六本木でも同じイベントが行われていたのか、六本木にいる人と仮想空間でハイタッチがすることも可能でした。
グラフィック自体にはあまりリアリティはなく、アバターも「レゴ」のお人形のような感じですが、今後技術が進みよりリアルさを追求したグラフィックになる日も来るのかな、と思いながら体験終了。ステッカーをもらってアンケートを記入してブースを後にしました。
私がブースに並んでいた時は、この3分間のVR体験をするとソフトバンクのTシャツがもらえるためか、体験自体が40分待ちの状況。友人と待ち合わせをしていたので後ほど体験に来ると、Tシャツプレゼントは終了しており待ち時間なく入ることができました。
まだまだ5Gの技術や、バーチャル体験自体があまり浸透していないようにも感じましたが、これからどのように一般消費者と新しい技術が繋がっていくのか楽しみです。
今年はフジロック公式のソフトバンクアプリも2種類登場
今年はフェスティバル開催前に
2つのアプリがソフトバンクからリリースされていました。
1つはフェスティバルのタイムテーブルやアーティスト情報の確認や、先ほどご紹介した5G回線から配信された会場内の混雑状況を確認できる「参加者」向けのアプリ。
もう一つは、フジロックフェスティバルの会場内をバーチャル体験できるアプリ「FUJI ROCK‘19 EXPerience by SoftBank 5G」。
自分のアバターを作成して、5G回線を通して届けられる会場内の様子が3D空間に書き出しされ、フジロックの雰囲気を楽しむことができます。
踊ったり、ジャンプしたりという動作もOK。同じ時間にこのアプリ上にいる人やお友達とチャットやハイタッチなどもOK。これからもっとできることが増えて、リアルとバーチャルが掛け合わさったサービスが展開されていきそうな気がします。
5Gのような最新技術と音楽フェスティバルの関係が今後どのように進化していくのか、ますます楽しみ。
ただ話題になるだけではなく、ユーザー目線で、会場に来る人も来ていない(今後来る可能性がある)人にも楽しめる内容になってほしいと思っています。
それでは今日はこの辺で。
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