多くのファンを作るためには◯◯◯を作ろう!の話

先週12月20日金曜日から公開されている「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」
“完結編”と言われている本作品、みなさんはご覧になったんだろうか?

今日この話でブログを書けたらどんなにいいだろうと思ってはいるのですが、当の筆者である私が一度もスター・ウォーズシリーズの映画を観る機会を作ることなく過ごしてきたため、この話について何も書けないのですが・・・、それでも普段聴いているラジオで特集が組まれたり、SNSで盛り上がっている人たちのつぶやきを見ると、末長くみなさんに愛されているストーリーなんだな、と改めて感じます。(←観ろ)

ところでこのスター・ウォーズのストーリー。
実は時々、マーケティングの本や資料にも例としてよく登場しています。

今年読んだダイレクト出版の書籍にも度々、
「スター・ウォーズに例えると」
「ルークが」
「ヨーダが」
「ジェダイが」
と固有名詞が登場して引用されています。

それは、この映画が「ヒーローズ・ジャーニー」という映画作りでよく使われている型にはまったシナリオ設計で制作されているからなんですね。


引用元:バズ部

スター・ウォーズだけではなく、ハリー・ポッターや、マトリックス、スパイダーマンなど同じく世界中で大ヒットになった映画のストーリーにも使われているこのヒーローズジャーニーの型。

日常と非日常にステージを分けて、1から12(8までの場合もあり)のステップで話が完結するようになっているのですがこのパターンでシナリオを作るとヒットすると言われている鉄板の型です。
(もちろん魅力的なキャラクターや話の設定が面白いのは必須ですが)

私はシナリオではなくコピーを書きますが、
このようにヒーローズジャーニーの法則を改めて見ると、ライティングにも多いに生かせると感じます。

一人主人公の日常がある日壊され、師に出会い、使命を背負い、事件が起こり、仲間を見つけて、励まされ、敵や困難に立ち向かっていく。勝利を得た後には幸せな生活を得る。

自分の商品やサービスを売る時も、
ヒーローズジャーニーと全く同じ順番では当てはまらないかもしれませんが、このように物語を作ることが実はとても大事です。

例えば、
女性用の健康食品や化粧品を販売するランディングページには、よくストーリー仕立ての漫画が掲載されています。

・A子(主人公)は
太っていることを気にしていたが彼氏がいた

・ところがある日彼氏の浮気が発覚!
A子よりスタイルの良い子と遊んでいた

・一念発起でダイエットを決意するA子

・運動や食事制限を一生懸命やるが
どれも長続きせず絶望の淵に

・そんな時、ダイエットに成功した
友達B美(導く人)に会う

・「◯◯を飲んでスタイルが変わったよ!」
とA子を励ますB美

・半信半疑のA子に
ダイエット成功のために〇〇が解決できる
理由を伝える

・改めてやる気になるA子

・みるみるスタイルが良くなるA子

・ダイエットに成功するA子
彼氏が謝ってくる

・好きな洋服も着れて彼氏も優しくて
ハッピーな生活を送る

↑この漫画の内容はベッタベタのストーリーですが、今だに女性用の商品を販売するランディングページにはとてもよく使用されています。

よく使用されているということは、それだけ反応があるということ。

ここで言うA子はターゲットにしているお客様、
B美は企業側の設定です。

先ほどの漫画は、
友達のB美(企業側)がA子(主人公)のピンチを救うべく登場し、商品の詳細を伝える役割を担っていますが、それはA子という主人公が存在しているからこそ成り立つわけです。

こんなベタベタの超王道のストーリーでさえも、
A子が彼氏に浮気され、ダイエットに挫折して、それでも乗り越えてダイエットに成功するところに読み手は少しでも共感を感じます。

もしこれが、
B美が一人で勝手にベラベラ喋ってる漫画だったらどうですか?
読んでいる側はそのストーリーに全く感情移入できませんよね。

もしくは、A子に何もハプニングが起きず、最初から幸せでそのままスタイル良く結末を迎えても「この漫画は何が言いたいねん?」と感じると思います。

これが実際の商品やサービスをアピールする時にも全く同じことが言えるんですね。

あなたの広告にA子のような主人公はいますか?
B美だけが登場しベラベラ喋っている漫画のようになっていませんか?

一度自分の商品を使って欲しいA子・主人公にしたい人の存在をぜひ考えてみてください^_^
A子のことを考えるだけでもヒーローズジャーニーのようなシナリオを作る一歩になること間違いなしです。

それでは今日はこのへんで

\お読みいただきありがとうございます/

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