「すごい人」はみんな他人のために徹底している話

全くもって実感がありませんが、今年も残すところあと9日(怖)。
「今年を振り返って・・・」なんて気分には全然なれないのが正直なところなのですが、今日は少しだけ振り返ってみたいと思います。

今年はおかげさまで色々な方と知り合うことができ、近年稀に見る“良い出会い”の多い年でした。

そんなお会いした人に共通していることは、
「自分ではなく他人のプロデュースに徹底している」
ということです。

これは私の中でかなり大きい発見で、そして今ではとても勇気付けられる考えです。

「は?まず自分でしょ?自分のプロデュースがナンボでしょ」
と思われるかもしれませんよね。

確かに「自分のコンテンツ」は大切でそこを磨くことはもちろんあっての上です。
商品やサービスを充実させたり、自分のために技術を磨くことは大切なことです。

私の場合だとデザインやコピーライティングを生業としているので、新しいデザインの知識を得ることやサービスを充実させることをしっかりと考えなければなりません。

ですが、
他人のプロデュースに徹底している方達は、
今自分の持っている力を最大限他人の成功のために使っている、
ということなんですね。

例えば、
私が今年1年一緒に仕事させていただいた飲食店プロデュースのお仕事。
私のパートは主に看板のデザインですが、看板はもちろんお客様が見るもの。もっと絞って言うと初めて来るお客様が見るものです。

極端に言うとこの看板デザインに、デザイナーやプロデューサーの好みはほとんど必要ありません。

大切なのは
「通りがかった人が
“あ、このお店なんだか良さそうだな、美味しそうだな、入ってみよう♪”」と思って入店をしてお店の売り上げを上げること1点を徹底的に追求しています。

この看板に掲載する写真を撮影してくれるカメラマンの方も同じです。

「お腹が減っている人がどの角度で料理を見たら一番美味しく感じてもらえるか?」を常に考えて撮影をしてくれます。

なのでこのカメラマンの方は撮影時には空腹の状態で撮影に挑みます。
ご自身が空腹の状態であることで、写真の仕上がりによりリアリティを生み出すことができるからなんですね。

しかも日々トレーニングをして腹筋や足を鍛えて、きっつい角度の撮影でも長時間体が耐えられるように体を作り込んでいます。

普通は逆です。
「オレのクリエイティブ、どや!」
「鍛えているオレ、かっこいいぜ!」です。

ちょっと話は逸れますが、
経営者の中には体を鍛えている方が非常に多い。
(もちろん引き締まっていた方がかっこいいのでトレーニングは大事です)

私自身も以前ジムでハードなトレーニングをしており、おやつはプロテインと大豆、ご飯はささみ、趣味はエアロビクスとダンス、腹筋にうっすら筋が入っていたこともありますが(今消えているので取り戻そうと思っていますが)、それはあくまでも自分自身のためでした。
“他人のプロデュースに徹底している”域に入ると、トレーニングすらお客様のためにという意識を持つ方がいらっしゃるということです。

そして、他人のプロデュースに徹底するので
自分でできないことは同じベクトルを持っている他人をどんどん巻き込んで、仕事を任せています。

自分にこだわるのではなく、
「他人をプロデュース」する1点の目的を
全て行動に移しているんですね。

自分が今持っている全ての力で他人の成功を徹底プロデュースする人、
ギブ&テイクではなく、ギブ&ギブ+ギブ、そしておまけのギブくらいの気持ちの人と出会うと、
「私はコレができます!」
「うちの商品はこれとこれが!」
と言う前に、

「今の自分は他の人に対して何を提供できるのか?」と他人ベースの視点で物ごとを考える姿勢の大切さに気がつきます。

何故なら、自分の最大限を他人にギブギブしていくことで、感謝され、今まで気がつかなかった自分の力を再度確認できたり、新たなご縁に恵まれたり、また新しくやりたいことが見つかったり、結局自分にも長い目で見ていろいろ良いことが盛りだくさん。

結果、自分の仕事がぐぐぐっとパワーアップすることにつながっていくんですね。

来年、いや今からでも
自分のギブがどんな人の役に立つか?
考えて行動していきたいと思います^_^

それでは今日はこのへんで

\お読みいただきありがとうございます/

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