今年も7月に入り、お中元の季節になりました。
私自身はお中元のカタログは制作するものの、贈り合う習慣がほとんどないのですが、数人だけいつもこの季節になると毎年贈り物をしてくださる方がいます。(ありがたい。いつも美味しくいただいています)
その中の一人に、
いつも「後から私も買いたい!」と思わせるような抜群の説明をつけて贈ってくださる方がいます。
今回その方からは広島市にあるベーカリーショップのお菓子の詰め合わせをいただいたのですが、それがとても美味しかったんですね。
週末に受け取ったので、取り急ぎお礼メールを送ったところ、今朝になってその方から返信が返ってきました。
このお菓子は私が学生の頃の友人が2002年からやっているお店なのだが、開店から18年経った2020年現在も人気が全く衰えず、いつも営業終了前にお菓子が売り切れている状態。
そして緊急事態宣言が発令された今年2020年4月に、2店舗目をオープンしたところ、やはり連日行列ができる騒ぎに。
行列ができる状況を気にして、その後お菓子の詰め合わせを通販で販売開始しましたが、こちらも即完売という状況で、どんな時も常にお客様から愛されているお店なんですよ、と。
味はもちろん、パッケージデザインやラッピング、店頭の内装など本当に素敵で、もし広島に行く機会があったらぜひ寄ってみてくださいね、と。
いただいた贈り物にも、このような説明があると思わずこのお店の名前を検索してみたくなりますし、食べ終わった後も記憶に残ります。
ちなみにこのお店の名前、
「スウィンギングバードキッチン」と言いますが、検索しても公式ホームページのようなものはヒットせず、店舗のインスタグラムと広島のグルメを紹介する記事やお菓子通の人が書いたブログなどしか出てきません。
また、同じ方から昨年いただいたトマトジュースのお礼をメールで送ったところ、
「このトマトジュースは農家さんが納得できたトマトを収穫した年しか作らない」
「ここのトマト農家さんには全国のシェフから注文が殺到している」
「だから本当に美味しいんですよ、飲んでみてくださいね」
と贈り物を選んだ理由をさらっと返信してくださいます。
ちなみに私は食いしん坊なので、いただいたものはみんなありがたくお腹に収めます。
そしてもっと言えば、今は「美味しいもの」が溢れており、いつでもどこでも手軽に注文できる時代になりました。
しかしその贈り物に関するエピソードを説明してもらうと、いただいた側は「美味しい」以外の体験をすることができ、お店の名前も記憶に残ります。
いろんなものが溢れ、いつでもどこでも購入できるようになった今。
選ばれるお店は、このようなエピソードを語られる存在であることが必要なのではないかな、と思う今日この頃です。
それでは今日はこのへんで
\お読みいただきありがとうございます/
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