ネットフリックス限定配信の「クィア・アイ」がめちゃくちゃヤバい話

みんな大好き、動画配信サービスのネットフリックス（以下ネトフリ）。

春先から続く“自粛ムード”の影響で、ネトフリのその「ヤバさ」についてニュースやSNSで度々目にしてきたので、

「わかってるやろ・・・

ネトフリには、
ネトフリだけには
手ェ出したらアカン・・・、

廃人まっしぐらやで」

と思っていたのですが、

ついに誘惑に負けてしまい、
先日月額800円コースを契約（T_T）

遅ればせながら、ようやく
“ネトフリデビュー”を果たしました。

そして早速、

私を“廃人化”する恐ろしい番組にここ最近すっぽりハマってしまい、徹夜して一気見したい気持ちを抑え、1日1話夕ご飯の時だけ自分を許しちびちびと鑑賞しています。

その番組とは（鬼滅の刃ぢゃないよ）、

Kathy Hutchins / Shutterstock.com

ネットフリックスが現在独占配信している
アメリカのリアリティー・ショー番組、

「クィア・アイ」
でございます^_^

2003年にオリジナル版が放送された途端、
大人気番組となった「クィア・アイ」。

それから15年後の2018年にネットフリックスでリブースト版が放送され、アメリカの優れたテレビ番組を表彰するエミー賞で3部門を獲得し、ネトフリの影響力でアメリカのみならず今や世界でも大人気の番組となっています。

その内容は、
実在する5人の
・美容
・フード&ワイン
・インテリア
・ファッション
・教養（マインド）
を極めているプロフェッショナル、
通称「ファブ5」が、

「人生を変えたい・・・」と願っている“ちょっとダサい”男性をリプロデュースし、数日間で外見も内面、ライフスタイルやマインドも変えてしまうというドキュメント番組。

とても魅力的なのが、
この5人のプロフェッショナルが、

全員ゲイ
であるということ。

クィアあるいはクイア（Queer）とは、
元々は「不思議な」「風変わりな」「奇妙な」などを表す言葉であり、同性愛者への侮蔑語であったが、1990年代以降は性的少数者全体を包括する用語として肯定的な意味で使われている。

引用：Wikipedia

この5人のゲイが
「オレなんて・・・」と思っている男性や、複雑な事情を抱えなかなか変化に踏み切れない男性を、本当に魅力的に変えていくのですが、

観ていて本当に心に沁みてくる！！！
何なら時には涙する！！！

くらいの内容なんです。

ちなみに「ファブ5」の5人は、
日本のテレビ番組によく登場していた所謂“オネエ”キャラではなく（それっぽい人もいるけど）、上から目線でもなく、ただその道のプロの男性5人とも全員ゲイというだけ。

女性ファンの方が多いかもしれないが、
男性にもぜひ観てもらいたい!!!!!!!

今日はその理由を
勝手にまとめたいと思います^_^

1.圧倒的に相手を客観視し、その上の思いの伝え方が上手すぎる

（もし仮に台本があったとしてもだ）
この「ファブ5」が
依頼人の「ちょっとダサい男性」を
変えるために伝える
言葉のチョイスは本当に素敵すぎる・・・。

太っていても、ヒゲぼさぼさでも、オタクでも、
見た目や性格を全否定するのではなく、

「あなたはここが素敵だよ」

「ここがとてもかっこいいから、
もっとこういう風に見せたらどう？」

という風に
圧倒的に相手を客観視しているのだけど、

とにかくとにかくとにかく
いいところを見て、
その良さをグーンと伸ばしていくんです。

一方的にダメ出しをしたり、無理やりな変身（無茶なダイエットや本人の希望を無視したイメチェンなど）を強制したりせず、依頼者の「ちょいダサ」さんの気持ちに寄り添った“改造プラン”を計画しているんですね。

まさに
伴走型!!!!!

2.圧倒的に相手の話も聞き、とにかく感謝している

「ファブ5」の5人は、一方的に自分の知識をベラベラとしゃべるだけではなく依頼者の話もちゃんと聞き、

そして話してくれたこと、一歩づつ変身の道を歩むことに

逐一感謝し、
そして
ハグを欠かしません。

「話してくれてありがとう、ハグを」

「君が変わってくれて嬉しいよ、ハグを」

日本人にはハグをする文化がないので
ハグはちょっと置いておきますが、

男でも女でも

「話してくれてありがとう」とか
言われたら
めっちゃ嬉しいで!!!!!

とこの番組を見ながら何度思ったことか・・・。

感謝の言葉を伝えることの大事さを
改めて感じています（まじで）

3.圧倒的に人生を豊かにするヒントが詰まっている

今、日本でも

・ダイバーシティ
・グローバルスタンダード
・自己肯定
・イノベーティブマインド

などのワードが飛び交い、
このようなことを学べるセミナーもめちゃくちゃ開催されています。

自分の行動範囲にはいなかった人と会うことで、上にご紹介した4つの新ワードを垣間見ることができると思っていますが、「クィア・アイ」はまさに「異なる人同士」を掛け合わせ、新しい価値観に気づかせてくれるシーンが満載です。

「異なる人同士」が接触すると
意見や主張の食い違いも当然起こります。

しかし、
「自分と違う人と関わることが、
自分を省みるきっかけにもなる」
ということを教えてくれます。

4.圧倒的にポジティブ

ちょっと元気がない時にぜひ観ていただきたい本作。

そのポジティブな内容に間違いなく元気がもらえます！！！

「ゲイ」とか
「ストレート」とかじゃなくて、
ポジティブな人からは本当に元気がもらえる！
と改めて感じます。

5.圧倒的にゴージャス

もう、5人の「ファブ5」が
素敵すぎる。

あまりに魅了されてしまい、
「ファブ5」のお一人、タン・フランスさん（番組内ではファッション担当）の自伝書も買ってしもうた・・・。

圧倒的にかっこよく、スマート。
もちろんおしゃれで超ゴージャス。
（でも服装はシンプルだったりする）

でもこの本を読むと、
様々な差別や逆境を超えて生きてきた
内側からでる「かっこよさ」に気づきます。

（↓「クィア・アイ」をご覧いただいた後に読むとさらに感動もひとしお）

今日のまとめですよ

2020年7月現在、
シーズン1〜5と、inJapan版が配信されている「クィア・アイ」。

1話完結なので、どのパートから見ても全然大丈夫^_^

自分が「アップデートされる感」があるので、
本当にみなさまにご覧いただきたい作品でございます。

私は自分との約束を守って（多分）
「今夜も1話づつ」鑑賞します^_^

それでは今日はこのへんで

＼お読みいただきありがとうございます／

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