何を作るかよりも誰と一緒に仕事をするかの方が大事と思った話

私は仕事中にラジオを聴いていますが、そのラジオでも「鬼滅」のニュース、もちろんインターネットでも「鬼滅」のニュース。

あまりにも「鬼滅の刃」のニュースが多いので、ついに私も1巻から、先日“争奪戦”と言われた最終巻まで、「ほほう・・、これがヒットしているのか・・・」と思いながら夜な夜なちびちび読んでおりました。

そのヒットの理由、
「まあ、この言い回しやストーリーはみんなに勇気を与えるやろうなあ・・・」というハンパな感想しか出てこないですが、

1つだけ
「ああ、
ここが他のまんがとはちょっと違うから、ヒットしたのかな」
と思う節があります。

それは、

この漫画を編集した
編集者さんの力量が
この作品に感じられる
からです。

漫画も書籍も、もちろんベースは作家さんが作りますが、それを「どのように展開するか」を作家さんと一緒に考えるのは、編集者さんです。

「鬼滅の刃」は、

この作者の先生と、
編集担当の方がばっちり噛み合って、
ものすごく良い展開を読者に届けていた

のではないか、
とものすごく勝手ながら想像しています。

(ここから先、ネタバレの内容ではありませんが、ちょっとだけ展開の内容に触れますね)

昨年くらいからニュースでも話題になるほど、この漫画の人気がよく報道されていましたが、作者の漫画家さんも編集者の方も「この人気ぶり」をよく理解していたはずです。

もし、このまま展開を変えて連載を続けていれば、グッズなどのコラボももっと色々できるし、もっと映画化もできたかもしれず「お金」がもっと儲かったかもしれません。

しかし、
この漫画は、

応援してくれているファンの気持ちを考えて、
その期待を決して裏切ることなく、

スッパリと
最終回を迎えています。

そう、
スッパリと

です。

新しい敵が出現したり、
主人公に別の目的が生まれたり、
そーゆーの一切なし。

1つの作品として
めちゃくちゃ
美しく終わっている

ストーリーとして
ものすごく魅力的に
完成されている

んですね。

これがもし、作家さんor編集担当さんどちらかが

「いやここで最終回にするのやめて、
もうちょっと稼ぎましょう。

あの企業ともあの企業とも
コラボの話がありますよ、
うっしっし」

などと提案して、
ダラダラ連載を続けていたら・・・。

しばらくは良いかもしれないけれど、
そのうち話がブレてきて、ファンが徐々に減っていく結果を招いていたかもしれません。

もちろん「鬼滅の刃」の作家さんの発想や物語の展開、想いなどは本当にすんごいですが、

それと同じくらい一緒に伴走していた編集担当さんもすごい・・・!!!と感じたのは、漫画を読んで初めて感じました。

こういう風に考えると

誰と仕事をするか
って
めちゃくちゃ大事

です。

これは漫画家さんだけに限った話ではないですよね。

私の立場で考えても、
コーディングを担当するコーダーさん、写真を撮影してくれるカメラマンさん、時にはメイクさんやスタイリストさん、など多くの方のお力添えで仕事が成り立っています。

それに加えて、
私は自身の経営をいつも相談する方もいるのですが、この方の的確なアドバイスが本当に欠かせません。

みなさん本当に信頼できる方ばかりです。

ヒットを生み出す

にはもちろんベースとなる方のセンスや力が大前提ですが、

それを生かすか殺すかは、
実は一緒に仕事をしている周りの人を選ぶ、センス以外のもう一つの自分の力量がかかっていると改めて感じる今日この頃です。

これからも仕事をしていく上で、

何を作るか
よりも
誰と仕事をするか

を大事にしていきたいと思います。

それでは今日はこのへんで

\お読みいただきありがとうございます/

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