私も今年最も注目させてもらった商品が、今朝の日本経済新聞WEB版にも紹介されていました。
参考 吸収力はタンポン12本分 生理でナプキン不要の下着日経電子版/MONOTRENDYそれはコチラ↓
株式会社Be-A JAPANがクラウドファンディングで資金を募って開発した、生理ナプキン不要の生理用ショーツ「Be-A」(ベア)です。
開発元の(株)Be-A JAPANは、従業員30名、資本金800万円のD2C企業。
ユニクロなどのように決して大企業ではありませんが、この生理ナプキン不要のショーツ「Be-A」は、今女性からだけではなく、その開発方法やアピール方法などが様々な方面から注目を浴びています。
ショーツは1枚6,900円(+税)。
私も購入してみようかどうかかなり迷っています。
・・・というのも
ほんまに
ナプキンなしで、
大丈夫なんか?
という気持ちが
なかなか拭えないからです。
生理を経験した女性ならよーく理解できると思いますが、生理中はどんなにド真剣な打ち合わせをしていても(もちろん対策はしていますが)
「血がはみ出てはいないだろうか」
「服についてやないだろうな」
「腹が痛くなってきた・・・」
「ちょっと気持ち悪い」
など思いながら過ごしているわけです。自然の摂理だからしょーがないのですが、毎月コレがあるわけです。
おっと。
ちょっと話が逸れてしまいましたが、
この
ほんまにナプキンなしで
大丈夫なんか?
という不安は
私のみならず、
女性の多くがそう感じているわけです。
しかも
開発している会社は、
ユニクロなど既に馴染みがあり信頼を得ている大手企業ではなく、多くの人にとって初耳の会社。
だけど
クラウドファンディングの結果は1億円を超えて、多くの人の期待を集めたんですね。
成功した理由の一つには、
この会社の幹部の女性の発信力にあったと、日経電子版では紹介されています。
血が漏れるんちゃうか?
と不安に思われているということは、
逆に言うと、
その不安を取り除けばいい。
不安を抱かれているということは、商品には期待してくれている人もいっぱいいるということ。
ということで、
社長自らインスタグラムで何度もライブ配信を行い、支援者の女性の疑問や不安を解消すべく、質問に答えながら商品の安心度を丁寧に説明したそうです。
社長自身も、元々インスタグラムで約3万5,000人のフォロワーを持つインフルエンサーさん。
この強みを生かして、
直接フォロワーとコミュニケーションを取り、クラファン上に寄せられる質問にも1つづつ丁寧に回答。
吸水性や、サイズ選びなど
文面では伝わりにくいことを、ライブ配信で説明していきます。
こうやって地道に発信していくことで、
大丈夫なんか?と思っている女性たちの不安を取り除くことに成功したんですね。
そして、支援者の中から意見を聞くためにフェイスブック上で「支援者限定100名」のクローズドなコミュニティを立ち上げ特典付きの「会員」を募集。
生理についての悩みを共有する場所を作り、商品づくりにその悩みや意見を反映させる場所を作り、ニッチな商品でもスピーディな商品作りを可能にした、と言われています。
いい商品です。
絶対売れます!
ではなく、
支援者の意見に耳を傾けて、社長自ら商品について何度も解説をリアルタイムで配信し、ファンを獲得する・・・。
小さい会社
だからこそ
できる技
とも言えますし、本当に夢のある話です。
こうやって見ていくと、
良い商品を作るのはもちろん1番に大切ですが、
発信力
がいかに
大事か。
ということを改めて感じます。
小さな会社こそ
アウトプット力。
わかってもらえるだろう、
と思わずに、コツコツ発信していくこと。
このニュースを読んで改めてそう感じました。
しかも、このショーツ、
パッケージデザインも本当に素敵。
発信力もブランディングも
とても参考にしたい
と思える事例でした。
私も1枚買ってみようかな・・・と思っている今日この頃です。
それでは今日はこのへんで
\お読みいただきありがとうございます/
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