スマートフォンとは適度な距離を保ちたい話

先日読んだこちらの本。

世界的なベストセラーみたいなので、ご存知の方も多いかもしれませんが、

まだお読みでない方には、
ぜひ読んでほしい
一冊です。

精神科医のアンデシュ・ハンセンさんが書いたこちらの本は、スマートフォンが私達にもたらす影響を、ものすごくわかりやすく解説しているのですが、その内容に一字一句納得。

今やスマホはなくてはならない必需品の一つですが、

・集中力の最大の敵であり
・脳を弱らせ
・不安な気持ちにさせる

実に恐ろしい存在でもあります。

それを知ってか、スティーブ・ジョブズさん、ビル・ゲイツさんは、自分の子どもにはスマートフォンやタブレットなどのデジタル機器を与えなかったのは有名な話です。

常に新しい情報で人の興味をそそり、人の集中力を切らし、例えサイレントモードにしていても、人はスマホの存在をすでに認識済みなので、「チェックしたい、“いいね”がついているか確認したい」という欲求を常に人に抱かせるスマホ。

あー怖い…。

しかし、このブログも結局そんなスマホで書いてるという皮肉。

ちなみに先日、
ツイッターを見ていると(結局スマホ見てる)面白いまとめをしているツイートを見かけました。

これはアメリカの代表的なIT企業の売上構成費。

この図を見ると、
なんと
Facebookの売り上げの

実に95%以上が広告費。

ということは、利用する人が多ければ多いほどFacebookは儲かるので、毎度毎度人がチェックしたくなる仕組みを、彼らは作り出しているわけです。

Googleの売り上げも
58%が広告費。

「使こてもろてナンボ」ですから、あの手この手で「スマホをチェックする仕掛け」に我々はまんまとハマっているんですよね…。

そして、こんな記事を書いている私も、
Webでクリックしてもらうバナーや、読み進めたくヘッダーを制作している一人。

人間の集中力を奪う仕事でもあり、

さらに、
常に分散されて集中力のない人の注意を
どこまで奪えるか

ということを毎日考える仕事をしているとも言えます(^_^;)

そう考えると、
仕事は好きですが、意識的にデジタル機器と距離を取る日を作ろうと改めて誓う今日この頃。

毎日欠かせないスマホだけど、クリエイティブな仕事を長くするためにも、スマホやSNSとは適度な距離を保ってお付き合いしたいと思います。

「適度な距離」の例

それでは今日はこの辺で。

\お読みいただきありがとうございます/

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