地域密着の切り口を大切にしたいなと思った話

もう30年以上前の話だけれど、私は一時期横浜市の港南台という町に住んでいました。

当時住んでいた家のすぐ側には「となりのトトロ」に登場しそうな雑木林があり、その中に神社があり、子供の頃はその雑木林を探検したり、秘密基地を作ったり、虫を捕まえたりしてよく遊んでいました。

さてそんな港南台の駅前に、あの無印良品の「新コンセプト」型の店舗ができることが、先日ニュースになっていました。

参考 「無印良品」が横浜市と連携し「地域の困りごとを解決」 関東初のスーパー併設店がオープンWWD

閉店した高島屋の跡地にできるこの無印良品は「地域に密着」をコンセプトにした店舗。

引用元:WWD

どこにでもある「無印良品」ではなく、港南台に住む人に合わせた「無印良品」なんですね。

港南台は坂が多く(本当に多い)、ちょうど私が居住していた1985〜90年頃に建てられた団地が多くあり、2021年の今高齢化が進んでいる町です。

住む人の悩みや要望に合わせ設計されたこの店舗は、なんと横浜市と連携して、衣食住はもちろん、サスティナビリティへの取り組み、健康サポート、住宅リノベーション、子ども食堂の展開など、「街づくり」をテーマに展開されるそう。

無印良品の店舗は全国に数多くありますが、このように「地域密着」した店舗展開は、全国でも初めての試みのようです。

「モノ」の販売だけではなく、このように利用する人にフォーカスしたブランディング。

同じような商品、同じようなサービスが溢れている中、これからの時代に商品やサービスを展開する時に「人にフォーカス」することは、必ず必要な切り口になってくるのではないかと思います。

私は直接店舗の開発などには携わりませんが、一つのアイディアとして心に留めておきたい事例でした^_^

今度30年ぶりに港南台にも訪れてみようと思います。

\お読みいただきありがとうございます/

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