リアルに勝る体験はない話

昨年2020年は残念ながら中止になってしまった日本最大級の音楽フェス・フジロックフェスティバル。

今年2021年は、出演者は国内アーティストに限定し、来場者数を例年より抑え、8月20〜22日に新潟県苗場スキー場で開催予定です。

無事開催できるんだろうか(ドキドキ)

いや、
きっと無事に開催できる!!!

と心で思いながら楽しみにしています。

ところで、私は2012年から毎年開催される3日間全日参加していますが、これが結構大変だったりします^^;)

毎年、金曜日、土曜日、日曜日の3日間で開催されるので、全日参加すれば当然金曜日は仕事を休むことに。

そして日曜日の最終アーティストのステージを観ると(車で帰れば別ですが)最寄駅の越後湯沢駅から発車する東京行きの最終新幹線の乗車に間に合わないので、日曜日は終演後に宿泊する必要があります。

月曜日は朝一番に現地を出ても、東京に着くのは昼前になるので、午前中いっぱいは仕事を休むことに。

もし開催前の前夜祭にも参加すると、木曜日〜翌月曜日まで仕事を中断することになるので、結構な休暇になります。

しかも、現地の状況は過酷な場合も多く、雨対策、寒さ対策の装備は必須。山の上なので日焼け止め、虫刺されも欠かせないので、結構な大荷物になります。

2019年は、私が参加した過去最大級の豪雨に降られてしまい(警戒レベル3)、ゴアテックス製のレインウェアの上にポンチョを重ね着していましたが、それでも雨が染みてくるという事態に。

まるで“滝行”のような激しすぎる雨の中で、SIAを観たことは一生忘れられない思い出になりました。

初来日のSIAを滝行のような豪雨の中で見た話

しかもチケットと宿泊代、往復の交通費、現地での飲食代などを全て含めると、参加するために毎年約10万ほど必要(お酒を飲む人はもっと必要かも)

そして最近は、ライブの一部をオンラインで中継しているので、お金を払い苦労して会場に行かずとも、雨に当たらずクーラーの効いた快適な部屋で、アイスでも食べながら視聴することが可能になっています。

最大5日間も仕事を中断して、

大荷物を用意して、

雨に打たれながら、
強烈な日差しを受けながら

10万円を払って
ライブを見る

よく考えたら「超非効率」と言えます^^;)

それでも私が毎年参加するには理由があります。

一つ目は
新しい発見ができるから。

例えば、
それまで詳しく知らなかったアーティストでも、ライブを鑑賞したことでファンになるパターンがいっぱいあります。

そして家に帰ってきてから、サブスクなどで過去のアルバムを聴いて、また知識を深堀することができるんですね。

今は映画でも音楽でも配信サービスが主流ですが、これだとどうしても自分の興味範囲内の視聴になりがち。

だけどリアルな場所だと、

例えば一緒にいた友達から「これは観ておいた方がいいよ!」と会話で出てきたアーティスト、

一人で歩いている時に通りかかったステージで偶然目にしたアーティスト、

など
普段の視点では見つからない「新しい発見」が、いつも必ずあります。

これがリアルなイベントに参加する一番の醍醐味です。

二つ目は、
その場にいる友人やSNSで
体験を共有できることです。

これは配信ライブの鑑賞でも可能なことですが、同じ体験をした人同士でその感想をシェアするのは本当に楽しい。

特にリアルにその場で居合わせた友人同士で感想を言い合う時間は本当に贅沢です。

これこそ「非日常」で、サブスクでは味わえない体験。まさにリアルでしか味わえない醍醐味。

なので雨でぐしゃぐしゃになっても、それすら「非日常」で貴重な面白い体験の一つになるんですね。(とは言え、もう雨には降られたくないですが・・・)

ちょっと面倒、ちょっと遠い、ちょっと高くても、リアルに勝る体験はありません。

いろんなことがサブスクやオンラインで完結できる時代ですが、リアルで参加できる時にはできるだけその場所に行き、そこでしかできない体験をし、これからも五感を刺激してきたいと思います^_^

それでは今日はこのへんで。

\お読みいただきありがとうございます/

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