一つのクオリティを長時間キープすることの難しさ

大昔の話なのであまり公言していないのだけれど、実は私学生時代に

吹奏楽部
軽音楽部
エレクトーン

という今とは全く違う音楽漬けの毎日を送っておりました^^

吹奏楽部では、ユーフォニウムという中音〜低音パートの楽器を担当し(マイナーな楽器ですが、アニメ「響け!ユーフォニアム」で少しは認知度が上がったようです^^)、

(若干“時代”を感じる習い事ですが)エレクトーンに至っては、5歳から22歳まで続けていたのでその継続年数は実に17年。一時期は先生になろうかどうか考えたくらいハマっていました。

なので、ポップス、ジャズ、ファンク、ボサノバ、クラシックなどのスタンダードミュージックに触れまくっており、それが今の趣味のルーツの一つになっています。

さて、先日ラジオを聴きながら仕事をしていると、懐かしの音楽が耳に入ってきました。

それは
ラヴェル作曲の
有名なバレエ音楽
「ボレロ」
でございます。

クラシック音楽をご存知ない方も「ボレロ」は知っているという方も多いのではと思うくらい、有名な曲です^_^

もう随分昔の話ですが、私も吹奏楽部で演奏しました。

ご存知の方ならよーくわかると思いますが、

この曲最初から終わりまで

リズムは1種類
(最後の2小説を除く)

メロディは2種類

という非常にシンプルな譜面なのですが、

同じリズム、
2種類のメロディを
永遠と15分ほど繰り返すので

演奏が難しい

んですね。

特にパーカッションでスネア(小太鼓のこと)を担当する人は大変で、一つのリズムを狂うことなく約15分間叩き続ける必要があります。ものすごい集中力が必要です。

しかも最初は超ピアニッシモ(とても静かに、ソフトに)始まります。

小さい音を出す時ほど、お腹に力を入れて慎重に演奏しなければいけないので、シンプルな譜面でも演奏にめちゃくちゃ苦戦した思い出があります。

一定の同じリズムを
長時間
狂うことなく演奏する

今では楽器を演奏することもなくなりましたが、

普段仕事していても

周りと波長を合わせながら
一定のクオリティを
常に保ち続ける

のは、

実はとても
コントロールが
必要

だと改めて感じます。

技術だけではなく、
健やかな体調
気持ちの持ち方、
周りに対する気遣い

これらが、長く安定して仕事をするためには本当に欠かせません。

ちなみに、吹奏楽部に限った話ではありませんが、

俺が私が
一番上手いから

俺に私に
ついてこい!!

超NG。

一つの曲を完成して観客の皆様に聴いていただくためには、必ずパートごとでまとまって練習し、お互いの音色を聴いて合わせる必要があります。

技術はもちろん重要ですが、
周りと合わせて
一つの“完成”を目指す。

これも仕事をする上で大事なことですね^_^

久しぶりに学生時代のことを思い出すと、意外と今にも通づることが発見できたので、あまり過去は振り返らない性格ですが、たまにはこうやって今に活かす材料として思い出したいと思います。

それでは今日はこのへんで

\お読みいただきありがとうございます/

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