試供品や割引クーポンで頑張ってもイマイチ成功できない理由を考えてみた話

私はあまりメイクアップの商品に
お金をかけないのですが^^;)

それでもたまに
デパートやドラッグストアで
リップやマスカラを買うと

コレ、最近発売された
今季の新作なので
ぜひ使ってみてくださいね〜♪

試供品を渡される時が
あります。

アプリに登録してもらったら
パックを5種類をプレゼントしますので、
ぜひアプリに登録してください〜♪

と言われることもあります。

断るのもなんだかアレなので
お会計を待っている間に
アプリに登録するのですが、

そんな感じで
家にはどんどん
試供品が溜まっていって

気がつけば
試供品の山
が出来上がっていました。

がしかし、

その試供品を試して

あ、これいいな〜
次も買おう♪
と思ったことは

ほぼゼロです。

私が試供品をもらう理由は
他でもない

1泊や2泊の旅行の時に
いつもの化粧品を
持っていくのがジャマ!

使い切って捨てて帰れる
試供品が丁度ええ!!

に他なりません^^;)

 

これは、
あくまでも私の場合なので、

試供品を試して
お買い上げになる方も
絶対いらっしゃると思います

けれど、
試供品をやっとけば
売上あがるだろう

と安易にマネするのは
ちょっと甘いかも・・・
と思ったりしています。

そーいえば以前、

超有名な大手の化粧品会社の
「お試しセット」は
果たして儲かるのか?

という話を聞いたことが
あるのですが、

これも
お試しセットだけでは
赤字です。

しかも、
この超有名化粧品は
朝刊の広告全段に
「お試しセット」の
広告を出していました。

昔の話なので、
今では参考にならないかもですが、

朝刊の全段広告は
1回の出稿に1,000万円必要です。

なので、
「お試しセット」の販売だけでは
絶対赤字です。

そして、
「お試し」から本商品を
購入してくれる人は
ほんの1割程度だと言われています。

けれどその1割の人が、
平均すると1年ほど継続して
本商品を購入してくれるので、

ここで初めて
広告代1,000万円以上の
利益が出るらしいんですね。

大手で、
1,000万円の広告費をかけて
新聞でアピールしても

1割の人しか
本商品を購入してくれない
んですね。

だから、
私たちのような
小さい会社が
「お試しセット」を
張り切って作っても

あんまり
意味がないのでは


いつも思ってしまうんです^^;)

だから
「お試し」を作るのではなく

高くても欲しくなる
仕組みを作る


すぐに結果は出ないかもだけど
こちらに力を注ぐ方が
よっぽどいいのかな、
と感じます。

ちなみに、
ちょっと話は逸れるけど、

昨年夫が店長をしている
からあげ店で
クリスマスの時に
パーティーセットを販売した時の
話をします。

この時、
セットをお買い上げの方に
クリスマスカードをつけて
「後日ご来店でからあげ3個プレゼント」
のチケットをつけたんですね。

このパーティーセットは
飛ぶように
めちゃくちゃ売れたんです。

がしかし、

「後日ご来店の
からあげ3個プレゼント」
のチケットを持ってきた
お客さんは

本当〜に
指で数える程度
だったんですね^^;)

これは
とても個人的な
見解になっちゃうけど

もうお客さんて

そこまで
オマケほしくない
というのが本音
なのでは?
と感じています。

それよりも、

これを買ったから
なんだか今日は嬉しい♪

これを買ったから
今日は楽しい♪

この気持ちを
お客さんは求めている
のではないかと思います。

話を試供品に戻しますが、

試供品をペロっと
1個もらって

わ〜嬉しい♪
今日風呂上がりにつけるの
楽しみだな♪
これでしばらく仕事頑張れるなあ♪
るん^^♪)

と思う方、
あんまり多くないような
気がしています。

それよりも、
6,000円の化粧品1個買って
丁寧に包んでもらって
「お出口までお見送りします」
とスタッフさんに言われて
帰る方が
よっぽど気持ちが上がります。

もちろん
サンプルのプレゼントが
全部悪いと言っているワケ
ではありません。

でも、

モノや割引よりも

買った時の気持ち、

家に帰って
開けた時の気持ち、

使っている時の気持ち

↑こちらの方が
実は大切なのではないか?

と改めて思った
今日この頃です。

それでは今日はこのへんで。

\お読みいただきありがとうございます/

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