使う人のことを考えたデザインじゃないとダメよ、と思う話

先日ネットを見ていたら、
こんな記事が。

参考 点字ブロックに隠れアンパンマン「危ないからやめて」視覚障害者が指摘 アンパンマンミュージアムの見解はlivedoorニュース

神戸市のアンパンマンミュージアムに
設置している点字ブロックの
ブロック上に

アンパンマンを
仕込んじゃいました、
という記事。

このような点字ブロックのどこかに、
アンパンマンの顔が彫られている・・・
ようです^^;)

画像はイメージです。

これに対して、
本来点字ブロックを
普段から利用されている
視覚障がいをお持ちの方から、

えっ、、それ
危なく、ない???

というご意見が
殺到したそうな。

なぜなら、
子どもさんがアンパンマンを
探したいばかりに

点字ブロックの上に座り込んだり
しゃがんだりしていると、

歩いている人と
ぶつかってしまう、の、では??

ということなんですよね。

私も本当にそう思う・・・。

白杖(はくじょう)をお使いの時に
点字ブロックに子どもさんが
しゃがんでいたら、、、
とても危ないですよね。

なぜ点字ブロックの上に
アンパンマン彫っちゃお〜♪
と思ったのか・・・。

そこに
デザインを施す必要や
こだわりを入れる必要は
あるのかい???

と本当に改めて思います。


こちらは万国共通の
お手洗い表示のアイコンですが、

これにも色々なデザインがあって
最近はSNSでも
わかりにくデザインの件が
話題になることもありますが、

確実に理解でき利用する
必要がある場所に、
自分のこだわりとか
尖ったデザインとかいるの、か??

と改めて思います^^;)

Radiokafka / Shutterstock.com


恐らくこれもお手洗い表示ですが、
言語が理解できないと
ちょっと分かりづらいよね。

デザインって
自分のやりたいものを創る
作りたいものを作る、
そんな仕事じゃないんですよね^^;)

デザインだけに限らず、
どの仕事にも同じことが言えると
思いますが、

利用する人がいて
初めて制作が成り立つ

と改めて思います。

どんなにセンスが良くても、
斬新なアイデアでも

使う人が
「使いづらい」
「使いにくい」
「使う気になれない」
と感じたら、

それは決して
良いデザインとは言えない
とやっぱり思います^^;)

自分のセンスを
発揮するだけではなくて、
ちゃーんと
使う人の気持ちを考えた制作を、
と改めて肝に銘じる今日この頃です。

それでは今日はこのへんで。

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