今日は仕事をお休みしまして、
有楽町の国際フォーラムで
映画「砂の器」シネマ・コンサート
に行ってまいりました。
チョイスが渋すぎる!!
と自分でも思いましたが(^^;
高校生の時に初めてこの作品を観て
強烈にインパクトに残ってしまい…
たまたまシネマコンサートのお知らせを見つけ、
なかなか生演奏と映画を一緒に
鑑賞できる機会もないな…と思い、
一人で鑑賞してきました。
今から48年前に、
黒澤明監督作品の助監督を務め、
日本映画の新開拓者とも言われた
野村芳太郎監督がメガホンを取った
この作品。
原作はご存知、
推理小説作家の松本清張さん。
その松本清張さんご本人が、
「原作を超えた」と
太鼓判を押した
当時とても話題になった
暗いけれど美しい作品です。
丹波哲郎さん、緒形拳さん、
渥美清さん、加藤剛さん、
あと、犯人の父親役を演じた
加藤嘉さん…。
出演されている俳優さんが
もうほとんどお亡くなりになっていますが(;ω;)
昭和の俳優さんの
凄まじい演技が
垣間見える作品でもあります。
今から50年近く前の映画なので、
令和4年の今から見ると、
時代背景が理解しにくいところもあるし、
親子関係にも
多様性がある時代なのですが、
なかなか類を見ない強烈な作品の一つなので、
ぜひ一度ご鑑賞いただきたいと思います^_^
あと懐かしの国鉄時代の車両とか、
リアル70年代の風景や服装も
見応えたっぷりです!
(アマゾンプライムでも視聴可能)
壮大なラスト40分は
ハンカチ必須です!!!
実は
シネマコンサートを
初めて鑑賞したのですが、
感 無 量
今まで、
いや別にそこまでの臨場感いらんでしょ……
と思っていましたが、
実際のオーケストラの演奏は本当にすごいし、
この演奏で
この映画の最後40分の
セリフがほとんどないシーンが
より一層際立ちます。
マジで涙なしには見れんかった…(;ω;)
そして、
映画の演奏シーンと
実際の演奏が寸分狂いなく
ぴったりなのも驚きなのです。
やっぱり生演奏に叶うものはありません。
他の映画も同じように感動するんだろうな^_^
今年も映画にも音楽にも
たくさん触れたいですね^_^
ところで、
改めて「砂の器」を観て、
特定の病気に対する偏見は
今、この時代でも
あまり変わらないのかも…
と改めて実感。
もちろん大正〜昭和初期のような
ことはないかもしれないけれど、
病気に対する恐れと、
それが分断する世界は
今現代もまだなくならないのね…。
と思います。
生物が生きている以上、
菌との共存は避けられない。
共存の道を歩む必要が
あるのかも。
と柄にも合わず
そんなことを考えた日曜日でした^_^
それでは今日はこのへんで。
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