モノが多い部屋で生活するのも悪くない話

私が昔から大好きなアートディレクターに、平林奈緒美さんという方がいらっしゃいます。

事務所のホームページや公式SNSも存在しないのですが、デザイン雑誌などで時々インタビューに答えていらっしゃったり、コラムを執筆しておられるので、昔からいつもチェックしています。

過去のデザインワークはもちろん全部大好きで、本当にそのセンスに惚れ惚れいたしております故、ワークを集めた展示会でもやってくれぬかの・・・と常日頃思っています。

画像はイメージです。

さて、
そんな平林奈緒美さんが、
以前とあるインタビューで、

必要以上に
断捨離をしない

ということを語っておられました。

参考 物を必要以上に捨てない!平林奈緒美さんの暮らしを楽しむ「収納術」 FRaU

ロンドンなど海外のデザイン事務所での勤務経験を持ち、ご自身も海外旅行がお好きだという平林さんは、現地の文房具やインテリアを収集するのが大好きなんだそう。

そして、
そうやって集めていった物を、ものすごくキレイに収納して保管しているんですね。

断捨離ということは
一度も考えたことはないですね

と語る平林さん。

実は私も、これまで海外に行った時に集めたものをずっと溜め込んでいます^^;)

レシート1枚ですら、印字されているロゴや現地の言葉でプリントされたフォントが好きで、封筒にまとめて入れて保管する始末。

レストランなどに置かれているフリーマガジンなども、貴重な資料として持って帰ります。

なので、
帰りのスーツケースがパッツパツになってしまい、空港でチェックインする時にパッカーンと開いてしまって、カウンターのお姉さんがスーツケースをテープでグルグル巻きにしてくれたこともあります^^;)

そんな感じなので、
我が家も結構モノが溢れています・・・。

だけどそれを
・悪いこと
・改善すべきこと
だとは

決して思いません。

全部全部
すごく好きなもの。

なので
(平林さんのようにかっこよくはないけれど)ちゃんと整理して保管しています。

そして
そうやって収集していったものが、
「自分の好き」を作り上げていって、
意外なインスピレーションに
つながったりします。

あ、もちろん
もう使わない服や靴は処分したり、
フリマサイトで売ったりしています。

余計なものは買わないようにしているし、いらないものは容赦無く捨てるし、整理整頓は何よりも大事と思っています。

けれど
「自分の好きなもの」は
ちゃんと整理して
大事に取っておく。

これも一つの過ごし方
なのでは、と思います。

少し前から
できるだけモノを持たないミニマリストの生活が、とても注目されました。

けれど、
それだけが正解ではないですよね。

捨てたい人は
捨てればよし。

持っておきたい人は
ちゃんとケアして
大事に持っておけばよし。

 

・これが流行っているから!

・これがかっこいい!

・こうしなきゃ!

のではなく、

モノを捨てるにしろ
保管するにしろ
どちらにしろ

どう過ごしたら
自分が心地よいのか

を上手に見つけることが
とても大事なのかな、
と改めて思います^_^

ちなみに私が好きなお部屋は、
作家であり学者でもある
養老孟司先生の仕事部屋です。

天井までびっしり埋まった書籍と
原稿やファイルが散乱(←失礼)
しているお部屋。

お世辞にもキレイとは
言えませんが^^;)
養老先生の個性が垣間見える
すごく素敵なお部屋です。

気になる方はググってみてください^_^

それでは今日はこのへんで。

\お読みいただきありがとうございます/

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