無名でも売り込みに成功する話

先日、大阪の中之島美術館で
「展覧会 岡本太郎」を
鑑賞してきました^_^

「展覧会 岡本太郎」に行ってきた話

展覧会には岡本太郎さんの
パリ時代の作品も展示されおり、
見応えたっぷり。

また東京展示分も鑑賞しようと
思います^_^

ところで岡本太郎さんは、
若い頃に住んでいたパリで、
ピカソの作品の衝撃を受けた、
と言われています。

でもそのピカソ、

芸術家よりも
マーケッターだった

という逸話が残っているんですね。

それは、こういう話。

ピカソが生きていた時代は、
自分の絵を売るために、
画廊に売り込んで絵を置いてもらうことが
一般的だったんですね。

けれど、
当時まだ無名だったピカソは、
画廊に絵を売り込みに行っても、
断られるのが目に見えています。

そこでピカソは
人を雇い、

その人たちに画廊を廻らせて、

「ピカソの絵、
ありますか?(・∀・)」

と尋ねてもらったんですね。

「いや、ないけど・・・」
と画廊の店主は答えますが、

他の各画廊にも同じように

「ピカソの絵、
ありますか?(・∀・)」

と尋ねてくる人が
たくさん出現しました。

すると画廊の間で

「最近“ピカソの絵ある?”って
めっちゃ言われるんやけど、
ピカソって誰???
もしかして有名なんじゃ・・・」

みたいな噂が立ち始めます。

その状態になった時点で
画廊にピカソ本人が登場し

「あのー、ピカソですけど。
おたくにの画廊に
絵を置いてもらいたいんですけど」

とお願いすると

画廊の店主は
「あなたが
あの話題のピカソ!!」
となって、
ピカソの絵を取り扱うことに・・・

というエピソードです。

やり方としては
少々ずるいかもしれませんが^^;)

それでも、
どうやったら無名でも
売れるようになるんだろう?
と考えたこの策は、
今聞いてもとても面白いな、
と感じます。

真っ向正面から
「絵を置いてください!」と
お願いするよりも、

先に自分の名前を広めてから画廊に行けば、
絵を置いてもらえる確率は上がるだろうし、

もしかしたら
画廊の方からピカソに連絡が
入るかもしれませんよね。

売り方を工夫することで、
無名でも売れるようになる
思ったエピソードでした^_^

それでは今日はこのへんで。

\お読みいただきありがとうございます/

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