人生100年時代に必要な“夫婦観”のアップデート

昨日、結婚生活の話を書きましたが、今日はその続きを。

昨日の記事はこちらからどうぞ↓

フリーランスが上手く結婚生活を送るために必要なこと

先日読んだ、会場に縛られない自由な結婚式をプロデュースする「CARZY WEDDING」の代表と、奥様でもある創業者の方のインタビューが、とても面白く興味深かったのでご紹介します。

参考 「夫婦観」をアップデートせよー添い遂げる美徳より、今ベストを尽くすことhttps://www.itmedia.co.jp/business/articles/1905/21/news016.html

“人生100年時代”と言われる現代、仕事や働き方に対する考え方もアップデートが必要ですが、こちらのインタビュー記事では、「結婚・夫婦観」にもアップデートが必要だよ、という考えが書かれています。

森山: 人生100年時代、離婚は増えるでしょうね。100歳まで一人の人と寄り添い続けるのはなかなかできないこと、より自由になっていくと思います。ずっと一緒にいることがいいのかっていう話もありますし、別れを「離婚」と呼ばなくなるかもしれない。結婚とは50年間の契約で、それを更新するかどうかは、また50年後に話し合いましょう、だとか。

山川: 「添い遂げる美徳」みたいなのがありますが、未来永劫、一緒にいることが重要なのではなく、今一緒にいたいと思えることが大事だと思っていて。それは、「今だけ」一緒にいたい、という感じでも、かと言って、割り切る感じでもない。だけど、少なくともお互いにベストを尽くせないのに添い遂げるというのは違う。一緒にいるかぎりはベストを尽くすというのは、会社で働くにしても夫婦でも一緒だと思います。

これからは、結婚生活にも仕事と同じようにますます色々なカタチが増えていくということかもしれません。

また、

森山: 自分がどう成長できるか、成長をどう喜び合えるかが、パートナーシップで大切なことだと思います。

何かの本に書いてあったんですけど、どんな人間になりたいか、社会でどう活躍したいか、こういうふうに笑っていたいとか、そういう人生のビジョンに向かっていくために、パートナーと一緒に人間を磨き合う行為が結婚。

これって難しいことだけど、だからこそすばらしい。「この人はちゃんと稼いできてくれるだろうから結婚しよう」なら、それってアッシー、パトロンでいい。子どもがほしいにしても、今は結婚しなくてもいろんな方法があります。正解はないけれど、結婚する意味、夫婦である意味について、ちゃんと考えたいって思います。

結婚は「人間を磨き合う行為」と言い切るCRAZY WEDDINGの代表の森山和彦さん。

今、結婚をしなくても生きていく上では全く問題はないけれど、「フリーランス最&高!」「起業するべき!」なんて風潮と同じで、起業にも独立にも向き&不向きがあるように、「自由」にフォーカスした風潮に流されずに、どの選択をしても自分の人生に責任を持って生きていきたいなと語る、森山ご夫妻の考えには本当に共感できます。

「変化し続けること」は人、特に現代を生きる私たちには本当に大事で必要なこと。
結婚は“他人”、自分とは違う生物と生きることなので、当然色々な感情や不都合なことも生じますが、それに対応するために自分を拡張できるのも結婚生活のいいところでもあると思っています。

私の大好きでたまにお会いしてはいつも楽しいお話をしている仲人さんは、「仕事も結婚も、誰と出会うかだよ」といつもブログで綴っています。
・この人と結婚したから安心
・この仕事に就いたから安心
と相手や環境に頼り切ることなく、自分の選択に自信を持ち、自分の人生をちゃんとデザインできるような生活を送っていくことが必要かな、と思うインタビュー記事でした。

それでは今日はこの辺で。

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