昨今の新型コロナウイルスの影響で、私が「仕事の参考」に読んでいるメールマガジンやDMの内容の99%はコロナウイルスを切り口にした話題ばかり。
・アフターコロナを生き抜くためには
・コロナの今だからこそ
・ウィズコロナの時代に必須
などなど、コロナコロナでコロナでDM。
1日も早くこの事態が収束してくれることを本当に心から願っていますが、多くの人が今一番関心があり不安を感じているこの時期を広告主は利用しないわけにはいかないのではないかと想像しています。
ところでこのDMやメールマガジン。
多くの人から関心を持たれても、その内容に付属してもう一つ欠かせない掲載事項があります。
それは
「申し込み締め切り日」。
どのDMやメールマガジンにも100%記載されています。
「申し込みの締め切りは◯月◯日(月)まで」
ということのワンフレーズ。
絶対にあなどれない大事な言葉です。
DMやメールマガジンだけでに限らず、チラシやWEBでも「締め切り」を掲載するのとしないのでは、その反応は大きく異なります。
ちょっと乱暴な言い方をしてしまうと「相手に考えるスキを与えない」ということです。
ちょっと興味がある
↓
まあ悪くないしお試しならいいかな
↓
でも今申し込まなくてもいっか
になってしまうと、わずか5秒後にはそのお知らせは忘れ去られてしまうと言って過言ではありません。
私も含め現代の人は莫大な量の情報に毎日触れています。
なので「とりあえず認知のためにDMを」の考えは悲しき哉覚えてもらうことはほぼ不可能に近い希望です。
DMでもメールマガジンでも広告の役目は「相手に行動してもらってなんぼ」です。
なので先ほど書いた
「申し込みの締め切りは◯月◯日(月)まで」
の他にも
「お申し込みは今すぐ」
「ご登録はとっても簡単」
「本日12時までにご注文いただければ明日までにお届けできます」
など、相手に考えるスキを与えない表現を最後にすることは、王道ですがやはり欠かせないフレーズなんですね。
少し話は変わりますが、
私はバレーボールの日本代表女子チームを長年応援していて、地上波で放送される国際試合は必ずチェックしています。
この国際試合の合間にあのジャパネットたかたさんのCMが流れるのですが、家電製品がものすごく割引されて販売されています。
ジャパネットたかたさんに限った話ではありませんが、テレビショッピングの商品紹介に「時間限定」がない商品紹介はほとんどありません。
「いつでもいいので買ってください」
ではなく
どの商品も
「この価格は◯時までの限定です!」
「限定◯台のみのご用意です」
という風に今すぐ申し込みさせるためのフレーズを発信しています。
そして、もう一つのポイントは
「締め切りまであまり時間がない」ことです。
これもめちゃくちゃ大事です。
もし、届いたDMの締め切りが1ヶ月後だったら・・・恐らくきっとその内容は忘れ去られているはずです。
なので「今すぐ行動をさせたい」を狙っているDM達はどれもこれも申し込み締め切り前の2日前や1日前という絶妙なタイミングで届きます。(テレビショッピングの場合は数十分〜数時間です)
メールマガジンの場合も、サービスや商品の内容を4〜5回に分けてアピールしていますが、実際の購入申し込みはものすごく短いものがほとんどなんですね。
これも「相手に考えるスキを与えない」ためのスケジューリングです。
期間限定や台数限定ではなくても、商品やサービスを一度そういう切り取り方でリリースしてみるという考えを持っていると、それが反応率UPの一つの要素になります。(もちろん正しく使わないと景品表示法違反になってしまいますが・・・)
ちょっと王道ですが、
人は(仕事はもちろん)「締め切り」というフレーズにはめっぽう弱いという話でした。
それでは今日はこのへんで
\お読みいただきありがとうございます/
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