とっさに聞かれる質問への回答はテクニックだけ磨いても無理と思う話

今、もうすぐ新規開店するお店の手伝いをしていて、頻繁にそのお店に出入りして現場を見つつ、看板の設置やホームページの制作などなどについて考える時間を作っています。

そんな感じでお店の中や外をウロチョロしていると、通行人の方から

「ここ、何屋さんになるんですか?」

「どんなお店になるんですか?」

と時々聞かれます。

店舗自体も、人通りが多い道路に面していて、しかも1階にあるので、工事をしたり関係者の方の出入りがかなり目立つん場所なんですね。

しかも長期間閉店していたテナントがある日突然工事を始めたので、地元の人から見るとそのテナントがどうなるのか気になって当たり前です。

さて、さきほどの
「ここ、何屋さんになるんですか?」
「どんなお店になるんですか?」
の質問ですが、

この答え方について、
ものすごく重要なことを発見しました。

もし、同じような質問をされたら
あなたは何と答えるか考えてみてください^_^

私が発見した重要な答えとは
その質問に
お店の特徴を入れて返答する
ということです。

「ここ、何屋さんになるんですか?」
と尋ねられた時に、

単純に
「◯◯屋さんです」
と答えると、

「へえ〜、そうなんですね」
で会話は終了してしまいます。

ところが、
「◯◯で◯年間、◯◯を経験した人が作る◯◯屋さんなんです」と、そのお店の特徴を答えると、

多くの人が
「それっていつオープンするんですか?」
と次の質問を交え会話を返してくれます。

「いつオープンするのか?」を知りたいということは、少なからず興味を持ってくれているということです。

答え方ひとつとっても、
相手の興味をひく返答、ひかない返答の2種類の答え方ができるんですね。

「え。そんなの当たり前じゃん。
特徴言うのって常識でしょ」と
思われるかもしれませんが、とっさに聞かれた時、瞬時に相手の興味をひく答えを口からサラっと言える人が多くいるのであれば、世の中はもっと景気が良い気がします。

ブログやSNSなどで告知する時は、事前に文章を頭で考えています。なので慣れている人やテクニックを知っている人なら、ある程度興味をひく文章を作成できます。

道端で急に質問されるケースなんて少ないし、かなり特殊な状況です。

しかし相手との距離を縮める返答には、
相手とコミュニケーションを取る気持ちを持っていること、その仕事を本当に楽しんでいるかなど、テクニックだけでは解決できない瞬発力が試されているように感じます。

ネット集客や、仕組み作り、マーケティングのあれこれなど、世の中には「集客のあれこれ」が溢れています。

でも「とっさに受けた質問」で相手を引きつける答えを返すためには、テクニックだけでは恐らく対応できません。日々の過ごし方が、その答えに出てくるような気がしています。

この通行人さんからの質問の一コマに、めちゃくちゃ大事なことを見つけたような気がしている今日この頃です。

それでは今日はこのへんで

\お読みいただきありがとうございます/

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