先日2021年4月1日から施行された「総額表示の義務化」に伴い、ここ1ヶ月ほど過去の制作物の価格を変更依頼が何件があり対応していました。
参考 No.6902 「総額表示」の義務付け国税庁・1,980円(税抜)
・1,980円(+税)
という税抜き価格のみの表示は4月1日以降すべてNG。
これからは、
・2,178円
・2,178円(税込)
・2,178円(税抜1,980円)
というふうに、
税込価格を表示しなければいけないんですね。
というわけで、
これまで税抜き価格しか表示していない制作物を、税込価格に修正する作業が相次いだこの1ヶ月。
会社員の頃なら、この仕事は後輩ちゃんにお願い・・・なんてこともしていましたが、独立した今ではこの変更作業も私が担当します(一人しかいない事務所なのでね)
がしかし!
こういった
小さい作業にこそ
センスが
必要
と今でも密かに思っています。
1,980円(税抜)を
単純に
2,178円(税込)に
変更するだけならレイアウトは崩れないけれど、
これが、
2,178円(税抜1,980円)
と表記する場合、
文字数が増えるため、
もう一度この部分のレイアウトを見直す必要があります。
なので小さい仕事ながらも、以前と同じように違和感なく表示し直すためにレイアウトを再考するので、意外と修正作業に時間がかかったりします^^;)
たった一行、
たった一文字
でも美しく配置するためには
ケッコー時間がかかるんですね。
そういえば、昔は衣類の裏側についている洗濯ネームもよく作っていました。
2021年の今でこそ、もしかしたら自動生成ができるかもしれませんが、20年くらい前はこの洗濯ネームも、人の手で作られていましたw。
見られないようで意外と見られているこの洗濯表示。
小さい上に表示内容がとても多く、それでいて美しい仕上がりである必要があるので、私も新人の頃はこの洗濯表示を作っていましたが大変だったことを思い出します^^;)
でもこうやって細かい仕事を積み重ねていくと、
- この文字の大きさは読みやすいか
- プリントした時に潰れない線の太さは何ポイントか
- 改行の位置はどこが適切か
など、
美しくレイアウトするため
に多くのことを学びました。
今では流石にもうこの仕事はありませんが^^;)・・・。
今でも小さい仕事に、
発見することがあったり、
美しく仕上げる技術が必要
だということに気付きます。
どんな仕事でも、
「その時に応じた最適な提案」
ができる人でありたいと
ふと思う今日この頃です。
それでは今日はこのへんで
\お読みいただきありがとうございます/
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