紙のニュースレターを発行するのはお客様との信頼関係を築くためです

今年の始めから、整体院さんが毎月お客様に発行するニュースレターの制作をしています。

以前も某リフォーム会社さんのニュースレターの制作に携わっていましたが、これも毎月継続して発行し、これまでにお取引のあったお客様に届けていました。

次回リフォームが必要な時に「リフォームといえばあの会社」と思い出してもらえるような仕組みを作ることが目的だったのですが、現在制作している整体院さん発行のニュースレターも同じ、「整体といえば◯◯さん」と思い出してもらい長くお付き合いができるような関係性を作ることが目的です。

なぜ今更、紙のニュースレターがいいのか?

現在制作に携わっているニュースレターは、メールマガジンやLINE@とは違って、毎月紙に印刷しお届けしているので、超アナログ。

「え。今更紙でニュースレター?だっさー。」と思うことなかれです。
決してあなどることはできません。

整体院などの治療院業界にも、多くの専門コンサルタントの方がいます。
Google先生で、試しに「治療院 集客 方法」などと検索すると、治療院コンサルを専門に扱う会社がたくさん表示されます。

そして、そのコンサル会社が共通して販売している内容は、
・高単価で売れる治療テクニック
・SEOを駆使した集客方法テクニック
などなど、集客に関するテクニックです。

テクニックを磨けば、短期間で売上を伸ばすことも可能かもしれません。

一方で
ニュースレターを毎月発行しても
そのような即効性はありません。

ですが、
コツコツと地道に続けることで、
確実にリピートしてもらうお客様を増やす、お客様と長く付き合える、お客様がお友達や知り合いを紹介してくれる、お客様に信頼してもらえ、保険メニューだけではなく自費メニューをお勧めしたとしても「高いメニューを勧められて嫌な気持ちがした」と思われることのない関係性が築きたい場合、即効性はないけれど末長くお付き合いができる効果がニュースレターにはあります。

またメールマガジンで、LINE@でオンラインで配信するより、紙で印刷したニュースレターを1通お届けした方が、どんな年代の方にも抵抗なく読んでもらえます。

私もメールマガジンやLINE@で情報を受け取っていますが、家のポストに入っているニュースレターも「興味があれば」開封します。
媒体を選ぶことも大切ですが、それよりも大切なのは「良い情報をコツコツ発信し続ける」ことです。

そんなニュースレターを読んでもらい信頼を上げるために、
書いてはいけない内容があります↓↓↓

ニュースレターでは絶対売り込む内容を書かない

私が担当しているニュースレターでは、
・◯月末まで先着20名様50%オフキャンペーン!
・(クーポンを付けて)こちらのクーポンをお持ちください!
なんて売り込みを感じさせる内容は一切書きません。

また、サプリメントを勧めたり紹介もしません。

ただ、ひたすらに
「今日からちょっと実践できそうな、ちょっとだけ役に立つ情報」
のみを掲載しています。

例えば、8月だと
・夏バテをしないための飲み方
・暑い夏でもお風呂にちょっと浸かってみましょう

など今すぐ、実践できそうな内容の掲載です。

ハードルが高そうな
・ファスティング(断食)をして体の毒素を全部出しましょう
・筋トレが全てを解決します。
ジムに通ってトレーニングをしましょう!
というような内容も書きません。

普通でさえ、ポストに入るDMやチラシはすぐにゴミ箱に直行しがち。
そのDM、チラシのほとんどが「何かを売るため」の内容です。

もし、1度行った◯◯整体院から毎月DMが来て「先着10名様限定20%オフ!この機会をお見逃しなく!」なんてメッセージが書かれていたら「なんだよ、また売り込みかよ」と思われても仕方ありません。

「ちょっと役立つ情報」を定期的にお届けすることで、
◯◯整体院はいいこと教えてくれるな、と思ってもらい信頼関係を築くこと。

プロの人が一般の人にとって役立つ情報を教えること、
先に書いた、夏バテ防止策などはもちろん、痛みを再発させない自宅でできるストレッチの方法とか、プロの目から見た良いマッサージ屋さんの選び方など、他にも色々あります。

このように役立つ情報を発信し続けることは、すぐに売上に直結することはないですが、自分が集めたいと思っているお客様と信頼関係を結び、結果売上につながる道筋になっていきます。

ホームページではちゃんと売り込む

信頼関係を築くためにはニュースレター。
ちゃんとした売り込み内容はホームページに記載します。

例えば、
肩が辛い、腰が気になる人がGoogle先生の検索で自分の店舗のホームページを見た時に、日常のお役立ち情報しか掲載されていなかったら「なんだよ、ちゃんと治してくれるのかわかんねーな」となってしまう。

だからホームページにはちゃんと解決できるような内容や、初回限定のクーポンをきっちり載せるべきです。

「ここなら解決してくれそう、最初は割引になるから行ってみようかな」と思って来てもらう、来てもらったら高いメニューを売り込むのではなくまたリピートしてもらうような仕組みを仕掛ける。

この仕組みの一つがニュースレターなわけです。

通う度に高いメニューを勧めてくる、このサプリを買えと言ってくる、家にまで期間限定20%オフなんてDMが届いたら、「腕はいいけどめっちゃ売ってくる店だからなんかいやだ」と思いませんか?

ホームページではしっかり売る、
次は信頼関係を築くための仕掛けを作る、

無理に売り込まずとも、信頼されながら高いメニューを買ってもらう、リピーターを確実に増やすことがお店が長続きする一つの方法です。

今日のまとめですよ

人間は、信頼している人の話に耳を傾けます。

腕が良くて会う度にいつも色んな商品を売り込みをしてくる人と、

腕が良くていつも健康に嬉しい食事や睡眠についてちょっとお話してくれる人、

どちらの方が「人としてより信頼できる」か?
答えは明白ですよね。

相手との信頼関係を結ぶこと、これが末長くリピートしてもらうことに繋がっていきます。
そのためには一時的な割引やオファー、新製品の売り込みではなく、お客様に役立つ情報を発信すること。

紙のニュースレターは、一見古臭そうに見えますが実はここをカバーする大切な媒体なのです。

明日も10月号の制作を進めていきます^_^
(もう10月か・・・、月日が流れるのは早いですなー)

それでは今日はこのへんで

\お読みいただきありがとうございます/

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