電話番号を掲載しているのなら「電話に出ること」が顧客満足の第一歩という話

最近スマホの機能を「電話」として使用する頻度がガクンと減り、かけることも、かかってくることも少なくなり、来る連絡のほとんどは文字(メール・メッセンジャーなどなど)になりましたが、それでも電話で連絡を取る機会はゼロにはなりません。

ですが、
最近は電話をする前に「電話してもいいですか?」とご丁寧に先にメッセージでこちらも状況を訪ねてくる方もいらっしゃるくらい、電話は何だか疎まれる存在になってきているようですが、

もしその方と良好な関係を続けたい、
仕事をリピートしてもらいたい、
と思っているのであれば、
かかってきた電話には100%出るべきだと今でも思っています。

出れない状況だったら必ず折り返す。
デザイナーやコピーライターなどパソコンにかじりついている職業の方が、寝ている間を除き、スマホをチェックしない時間が6時間も7時間もあるなんて、ありません。

中には「集中したいからこの時間は電話に出ない」というクリエイターの方もいると思いますし、その気持ちもわかります。

ですが、名刺やメールの署名に、堂々と電話番号を公表しているのでしたら、相手からの信用や信頼のためにも、電話にまず出ること、出れなかったら折り返すことがキホンではないかと思っています。

先日、とある物流センターでタクシーを呼びたいと思った時の話。

先日、諸事情があり
とある物流センターへ配送前の荷物を引き取りに行きました。

引き取った後、その荷物をすぐに届ける必要があったのでタクシーを呼ぶことに。
Uberで検索しても近所に該当車両がないかなり辺鄙な場所でしたので、Uberの使用を諦めて、その地元のタクシー会社を検索し、直接電話をかけて配車を依頼するという、何ともプチアナログな手法を試みていたのですが・・・

プルルルルル プルル
ガチャ

私「あ、もしもし、」
機械の声「お電話ありがとうございます。◯◯タクシー会社でございます。配車をご希望の方は1を、お忘れ物などのお問い合わせは2を教えてください」
私「(1、イチイチイチ!)」
機「ただいま、オペレーターを呼び出しております。しばらくお待ちください」
私「・・・」
機「♪〜♪♪〜♪〜♪♪〜(メロディ)」
私「・・・」
機「♪〜♪♪〜♪〜♪♪〜(メロディ)」

待つこと1分30秒ほど

機「誠に申し訳ございません。ただいま電話が大変混み合っております。恐れ入りますがしばらくたってからお掛け直しください。・・・プツッ(電話の切れる音)」

・・・。

何ら珍しくないよくある光景です。
ですが、1分1秒でも早く配車をお願いしたい私にとって、
再び「お電話ありがとうございます。◯◯タクシー会社でございます。(以下略)」のくだりを聞いてから、オペレーターに繋がるまでを待つ気力は、もうその会社に対しては残っていませんでした。

電話番号を堂々と告知しているのに、電話が通じないのはちょっと残念

これを自分に置き換えてみると、
もし自分の名刺や、メールの署名に電話番号を掲載しているのでしたら、やはりかかってきた電話には、どうにかして出る工夫をしたいと思います。

お客様に「かけてきてもいいですよ」と
公言しているわけですからね。

「電話」という機能が使われなくなったこの時代に、かかってくる電話はよっぽど何か早めの回答がほしいのかも・・・という想像ができます。(そうじゃない人や、セールスの電話もゼロではないけど)

結局、物流センターでは

結局最後はジャパンタクシーの配車アプリを使いました。
こんな辺鄙な物流センターに、しかも7号棟と8号棟の間という限定的な場所にも関わらず、車を回してくれたドライバーさんは、まさに救世主のように見えました。

しかもめちゃくちゃ紳士的で超絶優しい人だったにも関わらず、「急いで行っていただけると・・・」という私のリクエストに対し、スムーズな加速と一切の無駄がない経路を利用するという、
まさにプロフェッショナルなハンドルさばき。

ジャパンタクシー、
神!

結果、最短で荷物もお届けできて、めでたしめでたし。
無事にミッションを成し遂げることができました。

そして思ったのが、

電話でしか商売をしていないところが、電話に出ないなんて・・・
たとえ悪気はないとしてもちょっと致命的。

また、音声ガイダンスの時点で、お客様対応は始まっていると言っても過言ではないと思います。

多くの同業他社から選ばれるために、基本である連絡経路もちゃんと整えておくことが大切だな・・・と物流センターの1件から感じました。

またこの場を借りて、朝のクソ忙しい時間帯にひょこひょこお邪魔したことを運送会社さんにお詫びしたいと思います。

それでは今日はこのへんで。

\お読みいただきありがとうございます/

●過去の制作実績はコチラから
制作実績を見る
●グラフィックデザイン、セールスコピーライティングのご依頼はコチラから
お問い合わせフォーム
●Twitter
→@nishi_megumi_24

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA