文章と写真を組み合わせれば一瞬で相手に理解してもらえる話

私のように、商品を売るためのランディングページやチラシ、いわゆる販促用の媒体を作る時、デザインはもちろんのことですが、同時に写真選びにもめちゃくちゃ気を使います。

なぜなら、溢れまくる広告の中で目に留めてもらい「あら、これいいわね」と思ってもらうためには、キャッチーな写真が何よりも大事だから。

もちろん近年は動画も重要で影響力大の媒体ですが、今日は静止画(写真)のチョイスに手を抜いてはあかん!というテーマで書き進めます。

写真の選び方ひとつにも「お客様目線」であることを忘れない。

写真の選び方一つにも「お客様目線」であること。
これは大原則です。

例えば、今シーズン真っ盛りのお中元などのギフトの場合。
カタログを見ながらどれを送ろうか選んでいる人は、最後に何を気にすると思いますか?

・値段
・商品の中身
・ブランド
・配送日

などなど、色々気にすることはありますが、一番最後に気にするのは、
「どういう梱包で先様にお届けされるか?」です。

特に女性がカタログ贈り物を選ぶ場合、

・梱包はどうなっているのか?
・ラッピングはどうなっているのか?
・お熨斗はちゃんと付けてくれるのか?

など最後に美しく送り先に届くかどうかを重視する方は少なくありません。

今、私はワンちゃん用のおせち料理、クリスマスケーキのランディングページを製作していますが、最後のご案内の箇所に
「配送はこのように風呂敷に包んでお送りします」
「ラッピングはこのようにしてお届けします」という項目を
テキストと一緒に実物の写真を添えます。
しかもちゃんとカメラマンさんに撮影してもらった写真です。


(写真はイメージです)

テキストだけで説明するより写真を添えると、読んでいる人に考える隙を与えないほど「一瞬で正確に」伝わります。

サプリメントや下着などもそうですよね、
「中身がわからない状態でお届けします」と明記されていて、場合によっては実際の段ボールや封筒の写真が添えられている場合もあります。

私は中身がわかろうがわかるまいが全く気にしない無頓着な人間ですが、気にされる方も実際に存在するからこのような配慮がされているわけです。

お届け状態に関する一言とその写真、小さい案内ですが意外とあなどるなかれで、「買わない理由を潰す」ためにこのような小さいこともとても大事な要素になります。

カタログやランディングページで贈り物を選ぶ時は実際の店頭とは違い、最後の細かい部分を直接リクエストできない状況。
だからこそ、ギフトを送る(買う)側の不安や疑問を解決してあげる要素を盛り込むことはとても大切になてきます。

「美しく届く」ことも実は大切

ちなみに先日。

内祝いに某有名ショッピングモールのカタログギフトをいただきました。色々迷ったのですが、忙しい時のおゆはん用にハンバーグの詰め合わせを選ぶことに。

淡路島の玉ねぎを飴色に炒めたハンバーグ5個。
実際の写真は違いますが、カタログにはこんな感じのシズル(実際の料理写真)が掲載されており、さぞ美味しそうに見えたのですが…


(写真はイメージです)

実際に届いたのはビニール袋に全部まとめて突っ込まれた状態で届いたんですね。


(写真はイメージです)

誤解のないように書きますが、全部美味しくいただきました!!うまかった!!冷食の素晴らしさたるや、です!!(ちなみに冷凍食品のパスタはほんと素晴らしい。大ピンチの時にいつも助けてもらってます)

だけど何もビニールにまとめて突っ込まなくてもなあ…。ハンバーグ同士くっついてしまってるし…というのもちょっと抱いた正直な感想です。(スーパーの冷食と見た目が全く同じやし)

お届け状態はあくまでもオマケの情報。
だけどこの細部にわたって買い手の疑問を解決してあげるとより行き届いたデザインになり、売る側の信頼にも繋がるきっかけになるのは間違いナシです!

それでは今日はこのへんで

\お読みいただきありがとうございます/

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