個人的に最近気になっているニュースがこちら↓
参考 ウイグル問題、対応に苦慮 新疆産綿めぐりユニクロなど時事通信社 参考 「無印良品」、新疆綿問題についてコメント発表WWD新疆ウイグル自治区で採れる高品質な綿、新疆綿を使った衣料品の不買運動などの話。
ユニクロを始め、世界のアパレルメーカーでこの不買運動が話題になっています。
新疆綿は非常に高品質で、世界の「3大綿花の一つ」と言われていますが、現地の方が強制労働させられた上で採取されていることや、人権新開が今問題視されています。
(綿花以外に食品でも素材の使用を停止されたりしています)
参考 カゴメ、新疆ウイグル自治区産トマトの使用停止へ。ハフポスト実は私も、
以前、勤務先の会社にて、アパレル量販店で販売される下着や衣類の販促物をデザインしていた時に、年間通していつも依頼があったのは、この新疆綿の商品。
初めて依頼された20歳の時は、
「し…、しん…、何て読むんやろ?」
と、地名の読み方すらわかりませんでしたが、それからあまりにも依頼が多いので、すっかり新疆綿の特徴に詳しくなりました。
しかし、
その時の私は、今報道されているような事実は全く知りませんでした。
今思うとかなり恥ずかしいのですが、現地の綿花畑の写真をデザインに使ったりしていました…。
今だったら絶対にそんな写真を使いませんが、同時の感覚だと何も疑問に思わなかったんですね。
現在は新疆綿の仕事は全くなくなりましたが、
同じように、
・昔は知らなかった
・昔は平気だった
・昔は誰も気に留めてなかった
表現が、今ではNGになり
非難の対象になる場合がたくさんあります。
洋服に使われるファーやレザーも、最近はエコファー、エコレザーが主流で、昔のように本物ではなくフェイクの素材が使われています。
また、男性用、女性用という表現をしないブランドも増えてきて、縫製工場の環境を公開している会社も多くなってきました。
デザインやコピーなど、
クリエイティブな仕事をしている以上、
この新しい常識は
常にアップデート
しないといけない
と、新疆綿のニュースを見て改めてそう感じています。
もちろん、デザインもコピーも、クライアントさんの意向があってこそ制作されるものですが、それを形にして視認性を持たせるのは私たちクリエイターの仕事。
変わらないものもあるけれど、
クリエイターには時代に沿った感覚は絶対に必要です。
そのためにも、いつも好奇心だけは忘れないと誓う今日この頃です。
それでは今日はこのへんで。
\お読みいただきありがとうございます/
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