「タダで制作して」と言われても腹を立てる必要はありませんという話

先日SNSを見ていると、再びこの話が話題になっていた。

それは、

アーティストに
タダで
絵を描いてと
お願いする話

投稿文を拝見すると、
そのアーティストの方は画家として生計を立てていらっしゃる方なのですが、先日知り合った社長さんから「タダで絵を描いてほしい」と言われたそうな。

そして「タダではできない」と断ったところ、「心意気がない」だの「アーティストがお金を求めるのはいやらしい」だの散々な言われ方をしてしまったとのこと。

この「タダで依頼する」話、定期的によくSNSで話題になっていますが、久しぶりにこの話題を目にしました。

毎回思うのだけど、

なぜクリエイティブ職って

タダで引き受けてくれる
と思われる

ちゃちゃっと瞬殺で
できると思われる

んだろう??^^;;)

恐らく無形のものであり、カタチになるまでの工程を想像してもらえないんじゃないかな・・・と思ったりしていますが、毎回答えは出ません(笑)

ですが毎回思うのは、

交渉する側も
交渉される側も
自由である

相手とは
単に
考え方が違う

ということだけです。

例えばだけど、

コンビニに行ってあんぱんを盗むのは犯罪ですけれど、「このあんぱん、タダでください」と交渉するのは(コイツ頭おかしいんじゃねえか??)と思われるけど、一応ギリギリ自由。(出禁になる可能性もあるが)

SNSで、「こういう絵を描いてくれる人いませんか?タダで」と交渉することも自由。(コイツ、タダとか言いやがって・・・)と思われても、発言自体は一応自由。

餃子屋さんに入って、「餃子をタダで食べたいです」という交渉も一応自由。

そういえばもう閉店してしまいましたが、以前は皿洗いをすると餃子をご馳走してくれる餃子屋さんもありました。

話は少しそれますが、神保町にある「未来食堂」では、50分の手伝いで1食分のまかないが食べられるシステムがあります。

「タダで」
と言われると、カチンとプライドにヒビが入る音がしますが、それを置いて冷静に考えると「相手はただ交渉しているだけ」でもあります。

そして、
タダで引き受けるのが嫌なのであれば

\嫌です/

と一言お断りすればいい
だけのお話し。

その後、相手に腹を立てる必要も説教をする必要はありません。

コンビニで「あんぱんをタダでください」と言われて「ダメです」と断った後、きっと余程の店員さんじゃないとお説教してきません。

「あなた、そんな考えではおかしいよ!?」と知らん人に時間を割いて言うくらいなら、レジを待っている人のお会計を済ませるほうがよっぽど生産的です。

お説教をしてくれる人は、とても優しい人ですね。

「タダで」と言われると「は?舐めんな!」と腹が立つかもしれませんが、その腹が立つ時間がもうもったいない。

時間には限りがあるので、

考えが
合わなかった
だけ

とすっぱり割り切って、制作の仕上がりを待ってくれている他の人に時間を使う方が、有意義で楽しく過ごせる♪と思ったりする今日この頃です^_^

それでは今日はこのへんで

\お読みいただきありがとうございます/

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