このサブスク時代に金曜ロードショーが人気な理由

昨日の夜、お馴染みの「金曜ロードショー」で2018年公開の映画「ボヘミアン・ラプソディ」が放映されていました。

「ボヘミアン・ラプソディ」はイギリスの伝説的なロックバンド・クイーンと、フロントマンであり唯一無二の存在のフレディ・マーキュリーの半生を描いた映画。

私は映画館で鑑賞した後、ブルーレイディスクも購入したので、昨日の放送はところどころしか観ていませんでしたが^^;

Featureflash Photo Agency / Shutterstock.com

ラミ・マレックは、フレディ役をこなすに当たり「ライブ・エイド」の映像を1500回以上視聴し、本人と全く同じパフォーマンスをして、その年のアカデミー主演男優賞を受賞していますが、

私の感想は、

何回見ても

ブライアン・メイ役の
グウィリム・リーが

ブライアン・メイ本人に
そっくりすぎるやろ!!!!!

といつも思います^_^

(↓まだまだご健在のブライアンメイ様)

Max Earey / Shutterstock.com

さて、この「金曜ロードショー」。

言わずと知れた長寿番組ですが、サブスクでスマホでも映画が見れるこの時代に「名作」と言われる映画を放映し、その企画が今話題になっています。

参考 金曜ロードショー:「サブスク時代に名作放送」の理由、リクエスト企画の経緯...番組Pに聞くMANTANWEB

同番組は昨年2020年より、視聴者からのリクエスト企画を実施。

「E.T」や「バック・トゥ・ザ・フューチャー」をはじめ、「スタンド・バイ・ミー」など懐かしい作品が立て続けに放送されています。

先月は2週連続で「タイタニック」を放送。40歳前後の人なら、当時の大ヒット振りを思い出す懐かしい映画です(ストーリーは知っているのに私も自宅でばっちり観てしまいました^^;)

この視聴者からのリクエスト企画は好評で、テレビで映画を視聴しない今でも好調な視聴率を出しています。

好調な理由の一つは、
テレビだからこそできる「なんとなくチャンネルをつけて観ていたら面白かった」というもの。

これはサブスクではあまり体感できないことです。

偶然の新しい出会い

このきっかけが、視聴者のリクエスト企画から生まれています。

もう一つは、
同時に同じ番組を大勢の人が見ている点。

なのでSNSで感想を投稿し合うことで、

体験を共有
できる

ことに魅力を感じている人が多いといいます。

昨日の「ボヘミアン・ラプソディ」の放送中や放送後も、この映画に関する投稿がたくさん上がっていました。

そういえば、スタジオジブリの「天空の城ラピュタ」のラストで唱える「例の呪文」を、ツイッターでみんなでつぶやくことも恒例ですよね。(ちなみにこの時は、ツイッターのサーバー負荷が一気に日本にかかることでも有名です)

気兼ねなく人と会えなくなった今、こうやって「名作」の感想をみんなでシェアし合うことも、地上波で映画鑑賞する一つの楽しみなんですね。

サブスクモデルが主流の現代ですが、新しい「つながり」を生むためには、既にあるツールを工夫して使うこと

最近の「金曜ロードショー」を見てそう感じる今日この頃です。

それでは今日はこのへんで。

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