これからの時代には読書の習慣が欠かせないと感じた話

移動中こそ読書の時間にしたいのですが・・・。

少し長めのお休みをいただいて、本日神戸から柏に帰ってきました。
ここ数年は、JALのマイルをせっせと貯めているので、伊丹ー羽田ルートを帰省に使うことが多いのですが、重たい荷物を持って空港に移動する時間も体力も最近勿体なく感じるので、また新幹線にお世話になろうかなと、ぼんやり考えている1月5日。

ところでここ最近、飛行機の国内線ではWi-fiが使い放題になりました。
数年前までは1時間数百円の支払いが必要だったように記憶していますが、ある日を境に無料の使い放題に(離着陸時を除く)。

これで飛行機の中でもスマホを常時見れるという環境が整ったのですが、
そこで浮上する「THE時間の使い方問題」

今回の帰省でも本読む!と意気込んで手荷物に書籍をぶっ込んでいたわけですが、
TwitterやFacebookをだらだら見たり、「富士山なう♪」と写真と共につぶやくことだって可能になるわけです。
結果は、往復とも爆睡でしたが。
(朝早めのフライトが多いので、どうしても睡魔が襲ってくるんですよ、特に離陸するために滑走路に向かうあの時間・・・)

しかし、今日私の隣に座っていた男性をチラリと見ると、離陸前から着陸まで1時間ほどビジネス書を熱心に読んでいました。

羽田に降り立った時に襲ってくる嫌悪感。
あああ、・・・移動時間に寝ている場合ちゃうんや・・・家で無理やり時間を作っている読書こそ移動中にしようと心に決めていたのに・・・。

え、ひょっとして、本ムダな荷物ちゃうん?
財布とスマホ、ハンカチだけで良かったんちゃうん?
・・・と京○電車に乗りながら、自分の時間の使い方について新年5日目にして少々反省をしていました。

こどもたちも本離れ?スマホの方が楽しいみたいだけど・・・

帰省時に親戚のこどもたちに会ってきましたが、6歳の子だってもう絵本をスマホで読んでいると聞いて、びっくりしました。紙の絵本と半々くらいなのかな?
あとはゲーム。親戚一同が集まっている時も、飽きてきたら持参したゲームを取り出してピコピコしているちびっこ(可愛くてしょうがないが)

私も小学生の時にもうファミコンがありましたし、今でもドラゴンクエストシリーズだけは大好きでプレイしてしまいますし、デジタル機器やゲーム機器を否定する気は全くありません。
むしろ私も読書が大嫌いなまま成長したので、今でも電車に乗った時はスマホか睡眠の2つに誘惑されています。

しかし、子どもの頃はまだしも、
大人になって、しかも将来何の保証もないフリーランスの私にとって、
本を読まないことは自分の首をジワジワ締めていくことだと昨年は痛感しました。

なんでも「ヤバい」という言葉で片付けていたことにちょっと危機感を覚えた

確か2000代前半に「ヤバい」という言葉が流行りましたが、
例にもれず私も「ヤバい」という言葉を多用していました。
美味しいものを食べても、綺麗なものを見ても全て「ヤバい」という言葉1つで片付けられるので相当便利な言葉です。

そして昨年2018年、「エモい」という言葉が流行語になりました。

ウィキペディアによりますと

エモいは、英語の「emotional」を由来とした、「感情が動かされた状態」、「感情が高まって強く訴えかける心の動き」などを意味する日本語の形容詞。感情が揺さぶられたときや、気持ちをストレートに表現できないとき、「哀愁を帯びた様」などに用いられる。また、現代若者に使われる用語である 。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

とありますので、どうやら感動した時は「エモい」と使うのが正しいようですね。

ただ、コピーやデザインで表現が必要になった時に、「ヤバい」や「エモい」を使うわけにはいきません。
「そんなんわかっとるわ!」とお叱りを受けそうですが。

しかし頭では「ヤバい」も「エモい」も使わないと意識していても、感動した時の感情や状態を相手に伝わるように表現しなければならない時に、すーっと美しく出てくるか?
と問われますと、いささか難しい・・・という正直恐ろしい答えが自分の中に芽生えたのも事実です。

BUSINESS INSIDERの記事によりますと、
1980年代に生まれた人達から文脈読解能力は著しく低下を辿り、1990年代後半生まれの人達は、それ以下になっているそう。
経済協力開発機構による直近の国際学力調査の結果でも、15歳の読解力が順位を下げるなど、若年層の文脈読解能力の低下が危ぶまれているという結果があるそうです。

AIに取って代わられる仕事の話題が後を絶ちません。
単純な作業やただ生産するだけの仕事は、近い将来全て人に代わりロボットたちがこなすことになりそうです。

昔は「デザイナーは手に職だから安心」と言われてきましたが、そんな時代はもう終わりに近づいてきました。
紙媒体のデザインなんて明らかに需要は減ってきていますし、WEBやランディングページの制作も以前は複雑な知識が必要な作業でしたが、今ではテンプレートがどこにでも転がっていて、PCさえ使うことができればデザイナーを使う必要はなくなってきました。

以前は信じられませんでしたが、調理師だってそうです。
既に中国ではAIに多額の投資をしたレストランが存在し、調理からホール業務まで全てロボットがこなしているレストランがあります。目を疑う光景です。
今ではこの風景に違和感を覚えますが、遠くない将来、これが普通に見える日が来るのではないかと思います。

だからこそ、感動できる商品を提供できる人が大切

昨年、「世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか」(山口周 著)という本が話題になりました。

私も読みましたが、これまで重要視されてきた数字や手法だけを追い求めるのではなく、
感動すること・共感を呼ぶことなど、人の感情に訴えかけるエッセンスがこれからの時代に必要だという内容です。

そんな人の感情に寄りそうコンテンツが必要になってきたこの時代に、読書の時間をスマホに使い、
「ヤバい」「エモい」しか表現できない人になっている場合ではないような気がします。
(あ・この言葉は両方ともおもしろいし好きなのでプライベートでは引き続き使い分けたいですが)

これまで専門職だったから安心、と言われてきた私たちのような仕事に就いている人達も、もう安心できる時代ではなくなりました。
明日食べられなくなることはないと思いますが、このままぼんやりしていると近い将来、必ず食べられなくなる日が来るように思います。

そのためにやっぱり読書は大切

私もスマホは生活には欠かせませんし、買い物だってスマホでしますが、将来に何の保証もないフリーランス。
今すぐ何かに結びつけなくても、読書の習慣は忘れずに過ごしたいと思います。

ビジネス書だけではなく、傑作と呼ばれる小説も大切にしたいですね。
大人になってからようやく夏目漱石も読みましたし(遅い)
イギリスのことが好きになってからは、シャーロックホームズやロザムンドピルチャーの本、エミリーブロンテの小説も読みました(遅い)

読書習慣のない私でしたが、これからは小説から得た感動も、自分の財産として蓄えていけたらいいなと思っています。

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